男の子女の子

朝５時。
脇腹辺りへの衝撃で目が覚めた！

うっすらと目を開けると…

そこには！
目をランランと輝かせた息子が子供用の車に乗って、ボクにガンガンと突進している姿があるではないか！

ああ…
５時なのに…

隣の部屋で寝ている息子と愚妻だけど、どうやらボクの寝言で起きてしまったようなんだよね。
今日は大声で歌を歌っていたらしい。
それを聞いた息子が、「あっち！」と言うので仕方なく連れてきたとの事。

自分の寝言のせいで、朝５時に車にひかれる事になるとは…
情けない。
どこで何が災いに転じるか分からないね。
気をつけよう。

夜は、数人が来てカレー鍋。
前に一度だけやった事あるけど、今日のほうが美味しく感じたな。
『最後はチーズとご飯を入れて、リゾット風にして食べたらいい』
と『カレー鍋の素』書いてあったので、チーズを大量に買っておいた。

けど、鍋の途中で「苦しい」という一同。
でも、どうしてもリゾット風とやらを食べてみたい。
半ば強引に造り、無理矢理みんなで食べましたわ。
美味しかった。

今日来ている中には、Ｆちゃんがいた。
息子（１歳半）と数ヶ月違いの女の子。

前々から息子はＦちゃんがお気に入りのようで、今日もギュッとしたり、チュッっとしたり！
なんとも羨ましい。
Ｆちゃんは決して嬉しそうではないが、それでも息子はそれを続ける。
ま、どうせ今のうちだけだ。
大人になったらやりたくても出来なくなるから、今のうちに散々やっておきたまえ。

食後は、息子を風呂に入れる事にした。

あ、もうついでにＦちゃんも一緒に入れちゃえばいいんだ。
それのほうが早いでしょ。

そう提案すると、息子も「おいでおいで」とＦちゃんに手招きをしている。

ということで、初の同時入れ。
収集付かなくなるかもしれないという不安を抱えながら、まずはＦちゃんを洗う。

その間、息子はハイテンションでアヒルやカエルを持って遊んでいる。
女の子と入るのが、余程嬉しいのだろう。
普段以上にハシャイでいる。

そうしてＦちゃん終了。
今度はＦちゃんにオモチャを渡し、息子のほうをゴシゴシ。
まだ短い髪の毛もゴシゴシと洗う。

洗った後は、頭からお湯をかける。
シャンプーハットとか使わず、そのまんまぶっかける。
いつもはこの時、「ふぇっ！」と少し泣くんだよね。
まだ、水が入らないほど目をつぶるって事が出来ないから、そりゃ仕方ない。

けど、今日は違った！
頭からお湯をかけても必死で耐えてやがんの！
全く泣かず！
それどころか、顔面をビショビショにしたまま笑顔でＦちゃんに「ばあ」ってやってんだよね！

うわぁ。
やるなぁ。
この年でも女の子には強い男ってのをみせたいのかねぇ。

ま、Ｆちゃんのほうは全く無関心でオモチャで遊んでいただけだったけどね。

頑張れ息子よ！
次に逢った時は、また違った手段でＦちゃんを振り向かせよう！