贈る言葉

小学校卒業式の撮影へ。

毎年同じ学校に行っている。

そして毎年泣いてしまっている。

今年もまた泣いてしまった。
全く見知らぬ子供の卒業式なのに、なんだか感動してしまう。

どうにかせにゃいかんなぁ。
この涙腺の弱さ。

それにしても…

ボクも何かの『卒業式』に出席してみたい！

撮影や父兄としてじゃなく、卒業する側としてね。

泣きながら『贈る言葉』を歌いたい！
「ぼくたち！」「わたしたち！」とか言ってみたい！
卒業証書の筒をスッポンスッポンしてみたい！
角帽を空に投げたりしてみたい！

思えば十数年前に専門学校を中退したのが学生生活最後なので、卒業という言葉には憧れがある。

卒業式というのは高校が最後。

でも全く卒業式の記憶がない。
たぶんたいして感動もなく、ダラダラと卒業しちゃったんだろうなぁ。
かろうじて小学校の時の記憶は少しあるけど、中学も高校も卒業式の記憶は皆無だ。

やっぱり大人になって感受性が豊かになった今、どこかを卒業したいよな。
今だったら絶対に感動するはずだもん。

何かボクが今から卒業出来るものってないか…

う～ん。

卒業というには入学をしなければならない。
学校ほどの規模じゃなくても、何かの習い事程度でもいい。

けどなぁ。

今さらどっかに通ってまで卒業するのも面倒だ。
習い事するほど時間を持て余してないし…

３年前に禁煙したけど、あんとき『タバコ卒業式』をやっておきゃよかった。

一時期のモー娘。みたいに、メンバー脱退＝卒業というのもあり得る。
けど、まだ当分シャインクラブを卒業するつもりもない。

あまり支配されてないから、それからも卒業する予定ないし…

鼻デカや唇厚いのも卒業出来そうにないし…

あ！

一個だけあった！

体重が『６０キロ台を卒業』しそうなんだよね。
タバコを辞めて以来増え続けている体重が、ついに最近は６８～６９キロになってきた。

このまま順調にいけば近いうちに７０の大台に突入しそうだ。

これでもまだ平均体重だけど、数年前のボクからしたら７０キロ台になるとは思いもしなかった。

よ～し！

他に思いつかないから、とりあえずそれに向けて準備をしておこう。

いつでも卒業式が出来るように、卒業証書と筒を手配しなくちゃ。
その際は両親にも出席してもらうことになるだろうから、それも伝えておこう。

甘いものバリバリ食べて、早くその日を迎えたいものだ。