昨日から姫路の婆ちゃんとこに来ている。
昼過ぎに全ての予定が済み、親戚たちと別れを告げる。
そして神戸へ
フェリーで帰るんだよね。
と、その帰り道。
せっかく姫路まで来てるんだ。
姫路城に寄っていこう。
とはいえ、フェリーまでの時間を考えれば滞在時間は30分ほどしかとれない。
なにしろ世界遺産にもなっている日本一の名城だ。
とてもじゃないが30分なんかで回れる規模じゃないのは分かっている。
でも見ておきたい。
幼少の頃に何度も来たことはあるのだが、今この歳で見たい。
何度も見たい城なのだ。
姫路城の駐車場に着く。
テクテク歩いていき、城の手前まで来る。
デ~ンとそびえ立つ名城。
凄い。
やはり、この城は凄い。
その迫力に圧倒させられるが、この時点でもう10分経過しているので、ノンビリしてられない。
大急ぎで城に突撃していく。
駆け足て外周を回っていく。
でも…。
とてもじゃないが、天守閣はおろか城にすら踏み入れそうにない。
残念だが、今回は諦めよう。
せめて、中庭にある『お菊の井戸』だけでも見て行こう。
「いちま~い、にま~い」という、あの井戸ね。
走って中庭手前の角を曲がっていく。
と、そこにそびえていたのは…
天守閣ではなく、小汚いおっさん。
そのおっさんがいきなり「この姫路城というのは…」と、ガイドを始めるではないか。
専属のガイドではなく、どうみても『近所の暇な説明好きなおっさん』のようだ。
一生懸命説明しているのを振り払うわけにもいかず。
仕方なく聞き続けること10分。
ようやく説明が終わった時点で時計を見ると、もう25分経過!
ヤバい!
こりゃホントに間に合わなくなってしまう!
何も見る事なく急いで駐車場へ。
汗だくのまま車を走らせ、どうにかこうにかギリギリフェリーに到着しましたわ。
疲れた~。
そして大分へ。
ボクらの部屋は特等!
ま、2人部屋=特等というだけではあるんだけど、結構贅沢な部屋だ。
倍近い金を払っているだけあり、雑魚寝部屋とは圧倒的に違う。
さ~て。
庶民どもの暮らしでも見てまわろうかな。
このオレンジのバスタオルは特等にしか置いていないもの。
一見、安そうなタオルだが、これが特等の証となるのだ。
どれどれ。
貧乏人のみなさんは、どんな様子かな。
さぞかし固い床の安い毛布で縮こまって眠っていることだろうね。
バスタオルを振り回しながら、廊下を行ったり来たりする。
この「優越感に浸る」というのも、特等に泊まる者だけに与えられた権利なのだ。
お部屋案内の紙にも、そうするように書かれていたと思う。
そしたらさぁ。
意外にいい暮らししてやんの。
今日は乗客が少ないようで、デカイ部屋にポツンポツンと人がいるだけ。
優雅に呑気にリラックスしてテレビ見てんのよね。
おまけにみんなこのバスタオルの存在に気付いていないらしい。
ただの安物のバスタオルとしか認識してなさそうなのだ。
何だよ何だよ。
つまんねぇなぁ。
もっと羨ましがってくれよな!
損したわぁ。
昼過ぎに全ての予定が済み、親戚たちと別れを告げる。
そして神戸へ
フェリーで帰るんだよね。
と、その帰り道。
せっかく姫路まで来てるんだ。
姫路城に寄っていこう。
とはいえ、フェリーまでの時間を考えれば滞在時間は30分ほどしかとれない。
なにしろ世界遺産にもなっている日本一の名城だ。
とてもじゃないが30分なんかで回れる規模じゃないのは分かっている。
でも見ておきたい。
幼少の頃に何度も来たことはあるのだが、今この歳で見たい。
何度も見たい城なのだ。
姫路城の駐車場に着く。
テクテク歩いていき、城の手前まで来る。
デ~ンとそびえ立つ名城。
凄い。
やはり、この城は凄い。
その迫力に圧倒させられるが、この時点でもう10分経過しているので、ノンビリしてられない。
大急ぎで城に突撃していく。
駆け足て外周を回っていく。
でも…。
とてもじゃないが、天守閣はおろか城にすら踏み入れそうにない。
残念だが、今回は諦めよう。
せめて、中庭にある『お菊の井戸』だけでも見て行こう。
「いちま~い、にま~い」という、あの井戸ね。
走って中庭手前の角を曲がっていく。
と、そこにそびえていたのは…
天守閣ではなく、小汚いおっさん。
そのおっさんがいきなり「この姫路城というのは…」と、ガイドを始めるではないか。
専属のガイドではなく、どうみても『近所の暇な説明好きなおっさん』のようだ。
一生懸命説明しているのを振り払うわけにもいかず。
仕方なく聞き続けること10分。
ようやく説明が終わった時点で時計を見ると、もう25分経過!
ヤバい!
こりゃホントに間に合わなくなってしまう!
何も見る事なく急いで駐車場へ。
汗だくのまま車を走らせ、どうにかこうにかギリギリフェリーに到着しましたわ。
疲れた~。
そして大分へ。
ボクらの部屋は特等!
ま、2人部屋=特等というだけではあるんだけど、結構贅沢な部屋だ。
倍近い金を払っているだけあり、雑魚寝部屋とは圧倒的に違う。
さ~て。
庶民どもの暮らしでも見てまわろうかな。
このオレンジのバスタオルは特等にしか置いていないもの。
一見、安そうなタオルだが、これが特等の証となるのだ。
どれどれ。
貧乏人のみなさんは、どんな様子かな。
さぞかし固い床の安い毛布で縮こまって眠っていることだろうね。
バスタオルを振り回しながら、廊下を行ったり来たりする。
この「優越感に浸る」というのも、特等に泊まる者だけに与えられた権利なのだ。
お部屋案内の紙にも、そうするように書かれていたと思う。
そしたらさぁ。
意外にいい暮らししてやんの。
今日は乗客が少ないようで、デカイ部屋にポツンポツンと人がいるだけ。
優雅に呑気にリラックスしてテレビ見てんのよね。
おまけにみんなこのバスタオルの存在に気付いていないらしい。
ただの安物のバスタオルとしか認識してなさそうなのだ。
何だよ何だよ。
つまんねぇなぁ。
もっと羨ましがってくれよな!
損したわぁ。