タマゴ

兄・英樹一家が帰省してきた。
父母や愚妻も交え、寿司に行く事になった。
回転寿司だ。
テーブル席について寿司を取っていく。
ボクの目の前に座っていたのは、姪っこＨちゃん（６才）。
タマゴを取って食べていくＨちゃん。
巻いてあるノリを取って食べ、次に巣飯を食べる。そして残った二つの
タマゴを合わせて食べる…。
という奇妙な食べ方をしていく。
変なの。
と思いながら見ていたら、またタマゴを取るＨちゃん。
そして奇妙な食べ方をした後、またタマゴを取る。
タマゴしか食べてないじゃん！！
これ、マサキが見たら卒倒するぞ！
何せマサキはこういったオール１００円の回転寿司にきたら少しでも特
をするようにウニばかり食べる。横でボクがタマゴなどを取ろうものな
ら、激しく罵倒してくるのだ。
まあ、ウニだったら儲かってるって事はないと思うが、しかしタマゴは
明らかに損してると思う。
Ｈちゃんがタマゴを取る度に「また損した」「まただ…」と気になって
仕方ない。
結局最後までＨちゃんはタマゴしか食べませんでしたわ。
自分が行きたいって言っておいてタマゴしか食べないとは…。
それだったら家でいくらでも食べれるのになぁ…。