映画 「ストレンジャーズ 戦慄の訪問者」 2009年04月07日 | 映画(サ行) 映画に描かれた陰惨な事件はいまだに解決しておらず、事実に基いたものだ、と最初に字幕で示される。救いは無いという事を観客はその時点で知らされてしまう。 一軒の別荘を舞台にした、謎の侵入者による理不尽な暴力の一部始終を目撃するのが観客に与えられた使命、というわけだ。 何か怨みがあるわけでもない愉快犯の粗暴な攻撃が、なぜだか分からないから怖い。 味わいというか、後味の悪さはミヒャエル・ハネケ監督の「ファニー・ゲーム」に近い。その意味で人に勧める気にはならないが面白くないわけではない。 #映画(お出かけ) « 映画 「ファウンテン 永遠に... | トップ | 映画 「フローズン・タイム」 »
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