SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

「日本沈没」

2005年07月19日 | Weblog

 夏がきた。
 昔、夏の朝は暑くなる予感を秘めながらも清々しさがあったが、昨今はすでに朝からねっとりと暑い。コンクリートが地面を覆い尽くして、梅雨時でもぬかるまず、利便性は増したが土が見えない状態はそれ以前と比べるとやはりどこかに何かしらの影響を与えていないはずがない。
 熱帯化、台風進路の異変、潮流の蛇行、異常な渇水と洪水・・・。
 皮膚の上を毒虫が刺して回れば叩き潰して振り払いたくもなるだろう。地球もそんな状態なのかもしれない。毒虫はもちろん人間。

 「日本沈没」が再映画化されるという。1973年の初映画化時はオイルショックのさなかであったが今回はさらに環境問題が深刻化し、阪神・新潟・福岡と大地震を経験した中で一層の現実みを帯びている。

 国際的にも、経済的にも、政治的にも・・・、いろんな意味で日本が沈没しかかっている。 


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