ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN」、裸と血糊の映画です

2014-12-21 19:27:15 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

裸と血糊好き ☆☆☆☆

+R18です。映画はアメリカで撮影され、ガン描写は本物です。

ワールドプレミアとなった“ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014”では、審査員特別賞を受賞。また、主演を務めた亜紗美も、ファンタランド大賞に輝き2冠を達成した。

死体姦好きの変態、これがまたはまり役のド変態。男も全裸でうろうろ、ちょっと見たくないが。

妻をこのド変態に殺された男が復讐に立ち上がる。

近づくためには、死体にならなければ。そこで、協力者の女性に全裸死体を要求する。

死体は、陸の孤島”The Room”に運び込まれる。そこで銃を取り出し、相手を殺す。銃は、自らの体に埋め込む。それを取り出すときに出血するが、22分が限度だという。タイムトライアル。

そして女に、格闘技と銃を徹底的にしごく。まさにスポコンだ。

これらすべてが全裸で行われる。半端ない裸のむきだし。

そして、銃を取り出す出血の実験が白人女性で行われる、今の映画技術はすごい、痛さがもろに伝わってくる。もう制止できない。

血まみれの裸が、全編を覆い尽くす感じ。

この女体に扮するのが、亜沙美、すでに何本かこの種の映画に出ているそうだが、これでますます株が上がった。

決して大柄ではないが、きちんと特訓を受け、役をこなすとは立派。


まあ、裸や血に弱い人は、見ないでください。そういいたくなる渾身の出来。

最期に、続編をにおわすところなど、王道だ。
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「アンダーザスキン 種の捕食」、スカーレット・ヨハンソンが全裸になるので評判の映画です。

2014-12-20 16:44:04 | イギリス映画
おススメ度 ☆☆

スカーレット・ヨハンソン好き、変わった映画好き ☆☆☆☆

イギリスアメリカスイス合作映画 +R15

宇宙生命体が、スカーレットヨハンソン扮する女性にとりつき、男を次次とと捕食するSF映画です。

舞台はスコットランド。

あらゆる説明描写はなく、不気味な背景音とスタイリッシュな映像。そのかたくなさに見るものを選ぶ。

唇の厚ぼったい、黒髪の美女に扮するヨハンソン、確かにフルヌードを披露するが、何か変。それは地球外生命体が、ヨハンソンに乗り移っているからだ。

男を誘惑しては、黒い沼に引きずり込み、捕食する。でもその描写は一辺倒ではない。とにかくスタイリシュ。

黒髪の女ヨハンソンが、スコットランドの街中やショッピング街、ナイトクラブへと繰り出す。カメラはあくまで彼女目線。そして車で、街を歩く独り身の男をあさっていく。実際に彼女を街中に放置しゲリラ撮影したという映像がなまなましい。

それが、顔に腫瘍を持つ男との遭遇で何かが変わる。人間への同化が始まるのだ。

そして、霧に煙るスコットランド・ハイランド地方の情景(特に樹海での追っかけ)が圧巻だ。寒いのにセーター一枚で奮闘するヨハンソンに同情するが、その寒さがこの映画のもう一つの魅力。

そしてラストは、それこそ、アンダーザスキン。

ここでも黒が基調だ。

ただただ、宇宙生命体の不可思議な行動と現象に、酔いしれるというか、あっけにとられる108分でした。
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「ホビット 決戦のゆくえ」、3Dによる大バトルは圧巻です

2014-12-19 17:34:17 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

ファンシー大バトル好き ☆☆☆☆☆

ホビット第2作は、DVDで鑑賞していたので、今回は思い切って3D吹き替え版で鑑賞。

なにしろ、登場人物が多いのと、その関係が複雑なのでシンプルに楽しんだ。

145分の大作、なおかつ3部作の最終章。また、「ロードオブリング」をさかのぼった作品と、物語自体が壮大。

まあ、これらすべてを見てから鑑賞するに越したことはないが。

その複雑な関係性に目をつぶれば、壮大な大バトルが3Dの画面に踊っているので、ストーリーより、目の前のバトルに目が釘づけ。

前作から引き継いで、冒頭は、龍とのバトルで始まる。

龍といっても、作られた龍は華麗で丈夫、そのスピード感と重量感は画面を圧倒する。

そんじょそこらの武器では全く歯が立たない。

だが、弱点があった。

で何とかして、征伐。

それから、富の奪い合いとか、ラブロマンスとか、それなりの物語が進んで後半へ。

後半のバトルは、5軍が入り乱れてというから、対戦相手がくるくる変わる。

そして味方も死んでいく。戦なのだ。

圧巻は、氷上の戦い、氷が割れ出して、不安定な姿に、その場での肉弾戦というか、身近にある武器でのバトル、ガンや爆薬でないクラシックな武器だ。

どちらがいかれるか、抜きつ抜かれつの、手に汗しっかり。

ホビットは、残念ながら、バトルの主役にはなれないが、このバトルのもう一つの主人公。

ラストはきっちり締めてくれる。
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WOWOW ドラマWスペシャル パンドラ~永遠の命 クローン人間を作ってしまった男

2014-12-18 16:50:30 | ドラマ
ドラマWスペシャル パンドラ~永遠の命 がDVD化されたので鑑賞した。

2時間半で完結。

「パンドラ」は井上由美子原作のドラマシリーズ。革命的な発明により、“パンドラの箱”を開いた人々の運命を描く。

本作は、その第4弾。

クローン人間を作った医師鈴木を、「半沢直樹」の堺雅人が演じ、芸域の広さを見せる。

倫理的に許されないクローン人間、それを作ってしまった鈴木は大学を追われている。

行方不明となっていた田代めぐみが、死体で見つかり、彼女には6歳の息子がいた。

この息子こそ、鈴木のクローン人間であり、彼を巡って大学の教授や大物政治家が絡んで、複雑な展開に。

自らの精子を使って、女性に妊娠させクローン人間を作る、(この辺の話は、素人の私にはわかりづらい)

そして、男の子を、めぐみの妹とともに預かるうちに、クローン人間が進化。

それが、事件とつながっていく。

ちょっと不気味な存在だ。

妹を尾野真千子、捜査に当たる刑事を高橋克実とわき役もしっかりしている。

ただ、ドラマとしては、話を納得させるだけの作りにはなっていないし、後味もすっきりしない。

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「至高のエトワール パリオペラ座に生きて」、アニエス・ルテステュのバレエ人生を描く

2014-12-17 17:48:19 | フランス映画
おススメ度 ☆☆☆

バレー好き ☆☆☆☆☆

ただし、バレー嫌いの人には向きません。

だって、バレリーナの半生記ですから。

エトワールはフランス語で“星”を意味する。350年以上の伝統を誇るバレエの殿堂、パリ・オペラ座にあっては、ダンサーとして最高位の称号であり、ひいてはバレエ界のトップともいえる選ばれし者。

アニエス・ルテステュは、そのオペラ座で16年間にわたり、エトワールを務め、昨年引退した。まだ若いので、今後もバレエを踊ったり、指導したり、今までもしてきた衣装デザインをしたりして生きたいと映画の中で語っている。

そのアニエス・ルテステュ、引退公演までの2年間を追い続け、相手役や、振り付け師、舞台関係者などが、アニエスの踊りや人となりについて語り、舞台公演の様子や、稽古場風景が描かれていきます。

わたしは特にバレエファンではありませんし、アニエスのことも知りませんでした。

でもこの映画に接して、やはりエトワールは違うなと感心。特にクラシックバレーだけでなく現代バレーにも挑戦。実に見事な踊りの表現にくぎ付けされました。

首が長く小顔のせいか長身に見え、そのスタイルのよさと気品に圧倒されます。娼婦を演じても厭らしさでなくあでやかさが浮かんできます。

バレエファンでなくとも、興味のある方は、一度見てみてはいかがでしょうか。
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「ゴーンガール」、行方不明になった女です。

2014-12-16 17:50:02 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

サイコサスペンス好き、女の怖さわかる人 ☆☆☆☆☆

怖い女の話とだけ聞いていたので、最初、全然、怖い女出てこない。でも、夫の行動が不審だったり、映像的に何かあるなと思わせる演出でひきつけられてしまった。

そしてラストまで、148分の長尺であるにもかかわらず、目が釘づけ。

ラストは、これでいいのという展開ですが、きっちりおさめてくれます。

前半は、夫目線、突然失踪した妻、警察の協力も得て、あちこち探しまくりますが、

そして徐々に、夫の行動の怪しさが暴かれていきます。

ニックとエイミー、ニューヨークでライターをしていた二人、夫の母の介護のためミズリー州へ越してきてから、ちょっとおかしくなります。

夫の双子の妹が絡んで、夫婦で経営するバーは妹がきりもり。夫は、だらしなくなり、女関係も。

そんな矢先、5年目の結婚式当日妻が行方不明となったのです。

大々的になり、連日TVの話題に。

やがて警察は、夫に疑いの目を

そんな、展開が後半ガラッと変わって、妻の話に。

これがまた、事件を起こして、二転三転。まったく予断を許しません。

ミステリーのため、詳細は記せませんが、原作と監督の技にはまりまくります。

夫をベンアフレック、妻をニール・パトリック・ハリスが演じています。

監督は、この手の作品がお得意なデビッド・フィンチャーです。



下の写真は、怖い女です。


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「ポンペイ」、ポンペイを舞台にした歴史活劇

2014-12-15 18:59:55 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

ポンペイはイタリア・ナポリ近郊にあった 古代都市。79年のヴェスヴィオ火山噴火による火砕流によって地中に埋もれたことで知 られている。

数年前にその遺跡跡を訪れ、感慨にふけったことを思い起こさせました。

その火山噴火が、まさにこの映画の舞台であり、SFXを駆使した噴火の様子はうまく表現されている。

だが、もう一つの柱である、歴史活劇。面白いのだが、グラディエーター(剣闘士)の恋というどこかで聞いた話に、盛り上げが欠けた。

ローマ軍に惨殺されたケルト族の生き残りマイロが、奴隷として育てられ、一人前となる。

そして、ポンペイの闘技場で、死闘をする剣闘士となる。

死ぬことを義務付けられたような、この剣闘士の恋と復讐と友情というまさに絵にかいたような話だ。

ただ、アクションは、かなり舞台が設定されていて、鎖につながれながらが、馬に乗って敵を殺してしまうような荒業も出てくる。

さらに、恋敵が、両親を殺した張本人で、馬車によるカーチェイスまで用意されている。

そして、火山爆発。

綺麗なポンペイの都市模型も、地震と津波、更には溶岩流、噴煙と都市を飲み込む圧巻。

逃げようとした船まで、溶岩にたたきつけられる。

結局は、冒頭描写される、遺跡発掘でみつかった、抱き合う二人。

これだけの内容を、105分にまとめ上げた力作。
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「 6才のボクが、大人になるまで」、そのまんまの映画です。

2014-12-14 17:14:05 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆☆

ただし、そのまんまの映画なので、ドラマチックな展開は、期待できません。

例によって、予備知識なしに見た私。6歳の子供が大人になっていくのに、どう見ても同じ俳優が出ているとしか言えない不思議さ。

これ、12年かかって、俳優の成長とともに撮影したという、一種実験的な映画。なのに、ちゃんと物語がうまくつながって、どうなってるんだろうと思うぐらいよく作られています。

母親の転勤とか、離婚とか、それなりに、ドラマはあるが、そこここで、6歳だった主人公は成長していくのだ。

それにしても、12年間も、撮影スタッフや、主な俳優たちを拘束して、その間売上収入はなく、まったくの冒険。まずこの快挙に拍手。

物語の一つのヤマは、2度目の父親の家庭内暴力、これは現代の家庭につきもののような危ういものだが、結局母親の決断で次へのステップに進むことになるのだが。

その意味では、実の父親の存在のユニークさもこの映画を面白くしている。

自らは自由に生活をし、若い女性と結婚もするが、息子たちとの接触を忘れない、父性愛を見せてくれる。

ラストは、結局親離れをする主人公。子を持つ親の通過儀礼が描かれるが、これも良しというところか。
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「S.I.U ロサンゼルス特捜隊」、テロとの戦い、潜入捜査。

2014-12-13 18:45:56 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆

劇場未公開

S.I.Uとは、Special Investigations Unit=特別捜査隊。

ロサンゼルスのテロ特捜隊が、潜入捜査により、「4月の雨」という大規模なテロの情報を入手。

リーダーのサイクスは、1年前の捜査で、部下と娘を失っていた。

そんな中、後輩アレックスが潜入捜査していた組織は、大量の武器を購入していた。

一方で移民のタルクが念願かなってアメリカの市民権を得るのだが、テロ組織とつながっている。

そんななか捜索隊は、テロ組織を攻撃していく。銃撃戦が主で、スリルはある。

テロ対策捜査班の、武勇伝みたいなものかなと思っていたが、ちょっと腰砕け。

話が、広がりすぎて散漫。

最近ではテロも下火になっており、ちょっと時期外れの感じ。
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「トランセンデンス」、人工知能と化した科学者の行き過ぎた変貌

2014-12-12 16:36:58 | 映画
おススメ度 ☆☆

人工知能SF映画好き ☆☆☆

イギリス・中国・アメリカ合衆国合作のSFスリラー映画。

ジョニー・デップ主演で話題を呼んだ作品。

人工知能を研究している科学者夫妻。

ある日、人口頭脳に反対するテロ集団の手にデップは、銃撃を受ける、あといくばくもない中、妻はデップの意識をコンピューターにインストール、デップの頭脳がコンピューターと化し発展を続ける。

妻と共謀し、大金を儲け、寂れた街に巨大実験設備を作る。

そして、生体回復の技術などの素晴らしい貢献を果たすが、デップのコンピューター自身が自らの保身に働きはじめ、逆に世の中に悪を及ぼすようになる。

ために、この巨大施設を攻略しようと軍隊までもが押しかける。

だが、結局デップは、妻への愛を貫きエンドとなるが、決してハッピーエンドではない。

コンピューターということで、コンピューターのスクリーン上の映像や、荒野に作られた研究施設での不思議な光景など、SFらしい展開はあるが、ドラマとしての盛り上げには欠ける。

コンピュータ技術の面白い展開もを期待したが、砂漠上の工場での不思議な展開は、それを予感させたのもののそれ以上の発展とはならなかった。

デップも、人間としては早々の退陣で、主役の割には寂しい。
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