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「ウォーキング・ウィズ・エネミー ナチスになりすました男」、ハンガリーのユダヤ人救出作戦!

2018-03-21 13:28:16 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

アメリカ・カナダ・ルーマニア・ハンガリー合作

「未体験ゾーンの映画たち2018」上映後、DVD化

第二次世界大戦末期。

ドイツと同盟関係にあったハンガリーだが、敗色が濃くなり、政府が連合国(イギリス、フランス、ソ連など)側にねがえろうとしているのを察知したドイツ軍は、アイヒマンを送り込み、ユダヤ人虐殺をもくろむ。

ドイツ軍に同調する矢十字軍が、加担。

そんな中、家族を失った青年が立ち上がり、同志とともにユダヤ人救済に動き出す。

中立国スイスの書類があれば、出国できる道筋を利用。

恋人を襲ったドイツ兵を撃ち殺し、制服を奪い、その服を着て。救出に乗りだす。

いつバレるかとひやひやものだが、勇猛果敢、神父やスイス領事の手を借りながら、次々とユダヤ人を助ける。

ただ、後半になると、ソ連兵も侵入してきて三つ巴の戦いとなる。

次々と同志が殺され、自らも撃たれて倒れる。

ユダヤ人問題という、暗いテーマだが、一人の勇気ある青年の行動が主体的に描かれ、ハラハラさせられる戦争映画だ。

ピンチャス・ローゼンバウムという実在の人物をモデルに映画化。恋愛関係も交えて描かれている。

当時のハンガリーの状況も描かれ、興味深い。


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