おすすめ度 ☆☆☆☆
ハンガリー映画。
2015年・第68回カンヌ国際映画祭でグランプリ作品
1:1.3の標準サイズ,焦点がサウルのうしろ20cm。当然後ろはボケる。
長回しの連続。
特殊な撮影方法で、問題を浮き彫りにする斬新な映画手法。
1944年、ハンガリーは、ドイツに占領されるが、同盟国という立ち位置。そこで、ユダヤ人狩りが。これはナチの行為ではあるが、国民がナチ狩りをした贖罪観。
そのアウシュビッツで、囚人の処理を担当、だが、その後自らも粛清されるゾンダーコマンドのサウル。
人をガス室に送り、殺しながら、いずれ自らも殺される。この極限の人間模様を活写。
そして、自らの息子と思しき死体を、ユダヤ式に埋葬したいと奔走。
収容所脱走計画にも加担。最後は暗示的なシーン。
アウシュビッツという、重い映画、明らかに描写されない惨状、じれったさもあるが、そんなの見たくもない気持ち。
だが、これは、実際にハンガリーで起きた事件だけに、その国では、重たい負荷として受け止められている。
今は、また移民問題という新しいテーマが。
ハンガリー映画。
2015年・第68回カンヌ国際映画祭でグランプリ作品
1:1.3の標準サイズ,焦点がサウルのうしろ20cm。当然後ろはボケる。
長回しの連続。
特殊な撮影方法で、問題を浮き彫りにする斬新な映画手法。
1944年、ハンガリーは、ドイツに占領されるが、同盟国という立ち位置。そこで、ユダヤ人狩りが。これはナチの行為ではあるが、国民がナチ狩りをした贖罪観。
そのアウシュビッツで、囚人の処理を担当、だが、その後自らも粛清されるゾンダーコマンドのサウル。
人をガス室に送り、殺しながら、いずれ自らも殺される。この極限の人間模様を活写。
そして、自らの息子と思しき死体を、ユダヤ式に埋葬したいと奔走。
収容所脱走計画にも加担。最後は暗示的なシーン。
アウシュビッツという、重い映画、明らかに描写されない惨状、じれったさもあるが、そんなの見たくもない気持ち。
だが、これは、実際にハンガリーで起きた事件だけに、その国では、重たい負荷として受け止められている。
今は、また移民問題という新しいテーマが。