ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「人生の約束」、亡き友の意志を継いで、新湊の曳山を再生させる!

2016-01-20 17:35:37 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

テレビ界の巨匠・石橋冠が78歳にして初めて監督した劇場映画。

お蔭で、豪華な役者陣、壮大な富山県新湊の曳山祭りのロケ。

骨太な映画に仕上がっている。

だが、ヒューマンドラマの割には、盛り上がりに欠け、入りもあまりよくなさそう。

北陸新幹線開通で、盛り上げたいご当地映画でもあるのだが。

実在する四十物町(あいものちょう)。経済的、人材的に曳山が困難に、

西町(実在するが別の地区・架空の街)が引き受けることに

ところが、約束が保護になり、四十物町は曳山が曳けなくなった。

そこで、主人公の中原(竹野内豊)が、友人の意志を継いで奔走。

この曳山の話と中原の会社の話が並行して描かれ、

経済一方道だった、中原が一から出直す話に。

ちょっと話を複雑にしながら、描き切れなかった不満が残る。

この映画と同時に小説も執筆され、発売された。ただ、原作ではない。

脇に豪華な役者をそろえ、さらに、新湊の美しい風景と相まって、大作のお膳立てはできていたのだが。
コメント
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