ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「最上のプロポーズ」、青山真治監督のテレビドラマです

2014-03-06 18:13:01 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆☆

これ映画の棚に並んでいますけど、TV ドラマです。

シリアスな映画の多い青山監督。

今回は、恋愛ものとあって、楽しんで撮っているのかな。

4話からなるオムニバス。

そのカラミは、花屋。

そこで花を買ってプロポーズすると必ず幸せになれると噂の花屋。3話まではその展開。最後はその花屋と狂言回しの作曲家の話。

いずれも、花を中心にしたラブドラマ。

女性目当てなのか、男優陣にスポットが。

斎藤工、金子ノブアキ、小出恵介、向井理の四人がそれぞれのエピソードの主人公。イケメンがそろった。

第1話は、中学の初恋物語が、成人して、再燃するピュアな物語。中学の時、いじめられた彼女を助けたつもりが、その後にはいた言葉がトラウマに。女性を傷つけたことを自覚して再び求婚することに、当然、花屋の花がキューピット。

ダ2話は、ちょっと、度が過ぎるとは思うが、科学馬鹿な男のひとめぼれ。彼女とのとっかかりがうまくつかめず、結局、研究室の先輩にアドバイスを受けながらぎこちない求愛。まあ、女慣れしていない男性の典型。

第3話は、意識不明の彼女をいいことに、おしかけるが、意識が戻り、婚約者がいるのがばれる。しかし、婚約者はもう結婚しており、2人は、病院を抜け出しデート。夜の人通りのない浅草商店街のシーンは秀逸。

第4話は、結婚後突然いなくなった彼女。実は忙しすぎる彼に不安抱いての家出だった。再び彼女のために意を決した彼は、花の名前をずっと暗記。笑顔が戻るのであった。

ラブドラマではあるがあくまでもピュア。セックスシーンなどは一切ない。

花をモチーフに見事に四つの花を咲かせたのはさすが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする