ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「鑑定士と顔のない依頼人」、美術品の鑑定をする鑑定士を巡るミステリーです、恋もあります。

2013-12-16 19:04:35 | 映画
おススメ度 ☆☆☆

イタリア映画だが、英語版。

ヨーロッパの美術鑑定士といえば、名画だ。それを演じるのがジェフリーラッシュ。美術品のオークションを取り仕切りその手際は鮮やか。

この男が曲者、なにしろ独身だが、その生活はスタイリッシュ、そして、裏部屋に美人画ばかりを集めた一大コレクションが。

出かけるときは必ず手袋、そして一人でレストランで食事。誕生日のお祝いはそのままに。

そんな彼にある依頼者から電話が、だがその依頼者は、姿を見せず、鑑定士は大怒り。

二度目もすっぽかし、だが、なぜか鑑定人は興味を持ち惹かれていく。

そして依頼人のお屋敷に、そこには、古い骨董品がたくさん。

だが、依頼人は、人に会えないと壁越しのお話。

この辺のテンポの良さは、思わずひこまれてしまう。

ある種の謎と、興味をそそられるというか。

観客も鑑定士側に立って、いら立ってくる。

その後の展開は。ミステリーものには御法度。

でもちょっと、覗いてみると、怪しげだけどうら若い美女が登場。

60歳に近い老境の男が、20代の若い女性にのめりこんでいくその過程が実に興味深い。

あるはずのないことまで起こってしまう。

最後は、どんでん返し。ミステリーファンなら見ずにいられないだろう。

コメント (1)
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