日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「レスラー」

2010-02-04 11:36:49 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


映画「レスラー」をDVDにて鑑賞。
この映画は観ている時よりも時間が経つほどジワジワと心に染みる映画でした。

ミッキー・ロークと言ったら「ナイン・ハーフ」と猫パンチの記憶が強く残っています。
そして何度も整形をしたと言うほど以前の面影は感じられません。
もしかしたらミッキーと思わなくても、まったく別の俳優と思っても自然に感じられる・・・そのくらい別人でした。
でも、やっぱり彼が演じてこその映画だったのです。

(当初、ニコラス・ケイジ主演予定だったのが、監督がミッキー・ロークにやってもらいたいと思っていて、ニコラス自身があえて降りたと聞きました。)


80年代のプロレス全盛期のランディー(通称ラム)は勢いがあったものの、いつの間にか
当時の面影は薄れていった現実。
それでも髪を金髪に染め続けて、日焼けサロンに通いながらプロレスラーの意地で生きている毎日。
月日の中で、長年使ったステロイドの影響で心臓に爆弾を抱えている状態でした。
家族は離れ、生活もやっとの毎日、ランディーの気持ちが癒されるのがストリップで働くパム(マリサ・トメイ)でした。
なかなかうまくいかない人生の中で「自分の居場所はリンクしかない!」と思い、命がけの再戦をするという内容です。
いや~、落ちぶれっぷりが最高でした


レスラーの闘いのシーンは血まみれで痛々しい描写ばかり。
それでも舞台裏では試合の流れを敵味方同士で確認するのが当たり前。
そうです、プロレスは見せて楽しんでもらうショー!なのですよね。
カミソリやいろんな小道具を使うのも、ネタのようでした。
闘う相手さえお互いに尊敬しあっているかのようなレスラー達でした。


ラムが惣菜売り場で働くシーンとか、老眼の目を駆使して娘に電話をかけるのも何とも言えない場面です。
身体は相変わらずマッチョなのに今にも止まってしまいそうな心臓。
息遣いも荒く、それでもリンクに立つ姿は、ロッキーとか思い出しました。


そして私の大好きなマリサ・トメイはとても可愛い。
相変わらずの脱ぎっぷりで身体を張っての演技はいつもですね。
脱がなくても充分実力があるはずなのに・・・
(彼女の出た「忘れられない人」も大好きです)


格闘技はあまり好きではありません。
だからプロレスものと聞いてあまり興味がなかったのですが、ミッキー・ロークの頑張りにすごく心を打たれてしまいました。
観ている時は普通だったのに、あぁ、良い映画だったな・・・と記憶に残りました。
ブルース・スプリングスティーンが捧げた曲も良かった。


もう、あの猫パンチのミッキーとは言いません。
あれがあったから余計に際立つ「レスラー」なのでしょう。
彼の渾身の代表作となった作品です。
去年のアカデミー賞授賞式で多くの俳優に温かく迎えられていたシーンを思い出します。
「帰ってきたミッキー・ローク」と拍手が鳴り止まないくらいでした。



そんな訳で、ジワジワと染み入る感動で今回の評価は・・・  星4つ ☆☆☆☆







「80年代最高! 90年代最悪!」

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ベストヒットUSA マイケル特集第4弾

2010-02-03 13:12:58 | マイケル・ジャクソン


昨夜はBS朝日のベストヒットUSAで4回目のマイケル特集がありました。
これも「THIS IS IT」のDVDとBRの発売に合わせてでしょう。
今までもタイミング良く特集してくれましたね。


今回は「THRILLER」時期から順番に新・旧の映像を流してくれました。
「I JUST CAN'T STOP LOVING YOU」なんてジュディスが一番新しいですが
サイーダを見て懐かしくなってしまったり・・・


そして「THE OZZ」の映像も少しだけありました。
カカシのマイケルがダイアナ・ロス演じるドロシーと楽しそうに踊るシーン。
この頃ももちろん動きが独特で滑らかでダンス好きなのがわかります。









それからやっぱりオリアンティ登場!
来日期間中いろいろなTVに出たようで・・・だから同じ質問をいっぱいされただろうな~
彼女の口から「ジェニファー・バトゥンのような偉大な人もいる・・・」とのコメントもありました。
偉大な人達の穴を私が埋められるか・・・と思ったそうですが、オリアンティは今一番注目を集めているし、今後の期待度も高いですよね。

オリアンティの出演中、アルバムの曲が流れていました。
「ACCORDING TO YOU」だけでなくとても聴きやすい曲だったな~
自分で全部作っているんでしょうか?
ちょっと気になります。




その後は映画「MOON WALKER」より大好きな「COME TOGETHER」♪♪♪
これ一番かっこいいのでは!




ラストはグラミー賞の受賞インタビュー(子ども時代がなかったと話した時)でした。
かわいいジャネットがプレゼンターになったので有名ですね。
エンディングは「CHILDHOOD」でした。





この前のグラミー賞特別功労賞を受賞した時に、ブランケット君は舞台裏でおじけついて出なかったとか。
まだまだ小さいし、それでも良いと思うな~
パリスちゃんも言葉が少なかったし、そのかわりに長男プリンス君が立派なスピーチをしてくれたもんね。
さすがお兄ちゃん!でした。



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マイケル・ジャクソン  グラミーでのトリビュート

2010-02-01 15:21:25 | マイケル・ジャクソン
WOWOWで52回グラミー賞授賞式を生中継しました。
ロスのステップルスセンターで行われたのですが、マイケルのリハの会場でもあったのですよね。
毎年の盛大な音楽イベントとしてお馴染みのグラミー会場となります。


私にとっては一番はもちろんマイケルへの特別功労賞とトリビュートでした。
セリーヌ・ディオンとアッシャー、キャリー・アンダーウッドとジェニファー・ハドソン。
そしてスモーキー・ロビンソンを加えて総勢5人による「EARTH SONG」披露でした。
もちろんマイケルの歌声もいっぱい。






会場ではみんな3Dグラスをつけていました。
家の液晶TVでも画像がきれいだったので、3Dっぽく見えましたよ。
ジャスミンが映画以上に可愛い素顔でした。
森の奥行きや画面の深みを充分に堪能できました。

「EARTH SONG」にジーンときていたら、特別功労賞の受賞にはプリンス君とパリスちゃんが登場。
この7ヶ月ですごく成長していてびっくりです。
特にプリンス君の受賞コメントがとてもしっかりしていて驚きました。
「僕達を支えてくれている人達に感謝しています。多くのファンの方もありがとうございます。父のメッセージをこれからも伝えていきたい。」のようなコメントをかなり長くしっかりとした言葉で話しました。
これにはマイケルも安心しているのでは・・・

そしてプリンスちゃんは短いお礼のコメントとパパに愛情を示して終了。
すごく聡明なお顔になっていました。
授賞式にお子さんが出るのは想像していなかっただけに感動しました。







特設スタジオには「THIS IS IT」のバンド・メンバー、ベーシストのアルが登場。
マイケルに対するいろんな思い出を話していました。
「彼は1000%の力を捧げたくなるアーティスト・・・」とコメントしていました。







さて、グラミーの感想もいっぱいあるのですが・・・

オープニングのレディ・ガガのパフォーマンスは楽しめました。
エルトン・ジョンと一緒にピアノを弾きながら歌う「SPEECHLESS」とか
「YOUR SONG」は思わず聴き入ってしまいました。



不気味なオブジェの乗ったピアノ・・・でも歌は聴かせてくれます!





プレゼンターやパフォーマーにアリス・クーパーやジェフ・ベック、そしてレオン・ラッセルを見られてまた嬉しくなりました。
本当になつかしい~


レスポール氏を追悼して演奏するジェフ・ベック!


そしてさらに感動したのが、テイラー・スウィフトのパフォーマンスの時に・・・
「RHIANNON」の前奏が~♪♪♪
まさかと思ったらスティービー・ニックス登場でした!!
私はフリート・ウッド・マックのファンだったので、特にたまらないです。
お歳を召したけれど相変わらずの彼女の声。
彼女とクリスティン・マクビーが特に大好きで彼女達のバンドの曲はたくさん聴きました。
そして武道館コンサートも行ったな~
なつかしかったです。






グラミー賞終わってみれば、ビヨンセの6部門受賞だったけれど、欲しかったはずの
「年間最優秀アルバム」はテイラー・スウィフトが見事に受賞。
カニエに邪魔される事なく、初々しい受賞コメントを言えて良かったね。


そんなこんなでカビラさんのちょっと騒がしい進行で見たグラミー賞授賞式。
古くから活躍してきたミュージシャンもいっぱい見られて嬉しかったです。
そして、多くの人が愛するマイケル・ジャクソンのトリビュート「EARTH SONG」もとても意味のある内容として伝わりそうですね。




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