日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

摩訶不思議な加点ラッシュ

2010-02-27 22:19:59 | フィギュアスケート
昨日はある意味完全燃焼したような気持ちでした。
(TV観戦なのに、ね。)

一夜明けて真央さんのすがすがしい笑顔を観て少しだけホッとしました。
銀メダル受賞直後の涙をこらえる表情が痛々しかったけれど、各局のTV出演をこなし、寝たのが朝6時だったとか。
悔しさや辛さを噛みしめ、そして戦いが終わったという気持ちがまた彼女をいつもの姿に戻してくれたのでしょう。
「銀メダル」で悔しがる真のアスリート精神を多くの人が見届けました。
これは一生忘れない。

でも今回のオリンピックだけでなく、今までの国際大会で何度も不思議な採点に苦しんでいたのはフィギュアファンならご存知のはずです。
特にキムの加点の不思議さは驚きと、時には笑っちゃうくらいでした。
ジャンプがすっぽ抜けても異様なGOEの嵐!
「変だよ、変だよ!」と声が上がっても首脳陣は何も対策をとらなかったのでしょう。

今回のキムの順位には仕方ないな、と思います。
真央さんはミスが2箇所も出てしまったし・・・
多くの人がそう納得しようとする日本人独特の考えなんだろうな。
(良くも悪くも控えめを美徳をする・・・)
でも得点はやっぱりおかしいよ!
GOEという出来栄え点の加点のラッシュは明らかに意図的な操作を確信します。

最初はジャッジの摩訶不思議さをマスコミはあまり公に言わなかったです。
昨日のフジのニュースでは、いつも控えめな本田氏が言ってくれました。
「ジュニアでも普通に跳ぶ3-3の評価が高すぎる。
むしろ3Aの評価が低すぎ。
キム選手と同じくらい浅田選手にもGOEがつくと思ったらつかなかった。」


元メダリストのストイコ氏は「キム・ヨナがリンクに立つだけで加点がつく!」とコメント。

そして本日付の読売新聞の夕刊・「よみうり寸評」では
「キム選手の演技は確かに完璧だったが、フリーだけで20点近い差。採点競技は摩訶不思議である。」

もちろんあの大舞台で完璧な演技をした事は賞賛されるべきだろうけれど、「いつも加点をもらえる」のがわかっていたら怖いものはないのだろうな。

やっと、本当にやっと採点の不可解さが少しずつ表に出てきたのです。
こんな理不尽な中で何年も戦ってきた選手達の努力を見逃せないと思います。
一人の選手に露骨なくらいの加点がある採点方法。
そしてオリンピックならではの開催国選手の爆上げ!

素晴らしい演技をしても採点でまったく認められない何人かの選手がいた事をどうか多くの人に知ってもらいたい。
そんな中で日本の選手は頑張っていたのだと知ってもらいたいです。

参考になる記事をUPさせていただきます。

男女上位選手のGOE(加点)です。

    女子                 男子
1位 キムヨナ 17.40   1位 ライサチェック 9.64 
2位 浅田真央 8.82    2位 プルシェンコ  7.68 
3位 ロシェット 4.42    3位 高橋       3.20 
4位 長洲未来 8.50     4位 ランビエール  2.58 
5位 安藤美姫 5.30     5位 P・チャン    3.80 



キムヨナだけ17.40ですよ!?
女子は12要素で男子が13要素、一つ加点要素が多いのですが
あの完璧だったライサチェックがキムヨナに勝てないの??
金メダルの二人にココまで差がつくってどんな違いがあるのか、笑っちゃってください。




フリーで男子は×2.0 女子は×1.6でジャンプやその他基礎点は
同じだそうです。
女子選手の演技構成点を男子と同じ採点基準に当てはめると


キムヨナ      168.00
ライサチェック   167.37
プルシェンコ    165.51
ランビエール    162.09
P・チャン     160.30
高橋大輔      156.98
ウィアー      156.77
織田信成      153.69
小塚崇彦      151.60
アボット      149.56
浅田真央     148.48  ←ココで真央さんがやっと登場

4回転どころか3Aも跳んでないキムヨナに誰も勝てないんです!


オリンピックでこの摩訶不思議な加点ラッシュ。
でも今までもずっとそうでした。
そんな事を一人でも多くの人に知ってほしいです。




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