日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

今日のバンクーバー

2010-02-18 18:26:39 | 日々のこと
雪上スポーツは縁がなかったので観るだけな私・・・
今日はスノボのハーフ・パイプをTV観戦。

トリノの時からショーン・ホワイト選手は夢中で観ていました。
この4年間も次々と新技を作り、見事堂々の金メダルでした。
いや~、このハーフ・パイプでは一番金メダルが似合うな~

ダブルマックツイストも観られたし。
(それにしてもダブルコークとかetc・・・マックの新メニュー?)

この種目は戦い方が面白いですね。
予選をすぐ勝ち抜けて決勝に行けるし、準決勝からもチャンスがあるし。
転倒しても2本のうちどちらか良い得点で勝負だからいろいろドラマがあります。
でも、最後はショーン・ホワイトのエキシビションでしたね!!
2本目前から金メダルが決まっているなんて、気持ち良いだろうな。

まぁ、スノボ・ファッションでほとんど腰パンでしたが・・・

日本の國母くんも青野くんも頑張りました。
いろいろあったけど、スノボのこの種目を知ってもらえる目的は充分果たしたでしょう。
お疲れ様でした。


バンクーバーはほとんどフィギュア一本を楽しみにしていました。
それでも滑降とか、スノーボード・クロスとか男子モーグルとか見応えのある種目がいっぱいですね。
そんな訳で今日はハーフ・パイプを楽しみました。



ショーン・ホワイト選手の圧巻の滑り!

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バンクーバー フィギュア男子 SP

2010-02-17 15:09:22 | フィギュアスケート
90点台が3人~!


いよいよ始まった男子フィギュアのSP。
LIVE映像とは言え、途中に製氷などの時間もありかなり長丁場となりました。
それにしてもこうも明暗を分けた闘いになるとは・・・

想像はしていましたよ。
TOP10人ほどは混戦も予想されるだろうし、誰でも一位になれるチャンスがあるし10位以下に沈むかもしれない・・・
その通りに一日目で大きくふるい分けられたように感じました。


はい、いつものように勝手な感想を書かせていただきます。


SP1位   90.85

まず1位につけたのはもちろんプルちゃん。
最近特に大口をたたく!傾向が強いプルシェンコですが、滑走順10番目でしっかりトップに立ちました。
でもね、私はいつも思うんだけどジャンプだけがズバ抜けて凄いんです。
だからステップやスピン、つなぎの要素などで感動した事がないんですよね。
ちょっと乱暴な言い方をすれば、別に「アランフェス協奏曲」じゃなくても良いんじゃないの?と思ってしまう・・・
ジャンプはとにかく凄いです。
でも繰り返し観たいプログラムってないんだな。
トリノの時からそう思っていました。

俺様、プル様!
復活は本当に立派ですね。


キス・クラでは左のコーチの存在感の勝ち~!!


SP2位   90.30
ライサが来ました~

「火の鳥」を引っさげてライサチェク登場です。
苦しんだ3Aも一番きれいに決めてジャンプは全て成功。
そして圧巻の彼のステップとスピン。
さすが大舞台に強い彼が見事に結果を出しました。

私は以前から彼のファンですが今季の「火の鳥」はシーズン当初からバンクーバーで盛り上がるイメージがありました。
音の強弱に合わせてすごく彼の大きな演技にマッチしています。
オリンピックに必要なのは繊細さより強いプログラムなのかな、と思うくらい。

今回もラスト直前よりガッツポーズのようにコブシを振り上げるシーンも出ていました。
会心の演技に心から感動しました。
ライサの目から涙が・・・フリーも観たいですよ。




感極まって顔を覆うのだけれど、真っ黒なライサになってしまう・・・


SPに4回転をいれなくてもこの得点の高さ。
記憶にしっかり残るプロです。



SP3位   90.25
素晴らしかった橋大輔選手です。

「緊張を力に変えられた。」と言えたのは本当に強くなったのでしょう。
この「EYE」はとっても素敵なプログラムだと思います。
最初のジャンプも決めてあとは彼のいつもの表現力で勝負でした。
この独特な色っぽさ、ジョニーとはまた違った大人の男性の色気を感じます。

4年前のトリノの経験とケガとの闘いがここまでの強さを生んだのでしょうか。
緊張した様子もちょっとあったけれど終わってみれば充実感の表情。
本当に良い滑りを観させていただきました。





演技構成点はプルちゃんより高いよ~
何度も繰り返し観たいプログラムです!



その他感じた事は・・・

ジョニー・ウィアーが非情に男っぽい演技で良かったです。
全米の選手は3人とも個性的でみんな好きなのですが、ジョニーはジョニーの道を行っている感じ。
終わってみると得点が低くて会場よりブーイング有り。
エッジをしっかりマークされたのかな。



それから残念だったアボット選手・・・
どうした、アボちゃん。
顔色が悪いのはいつもの事だと思っていたけれど、次々とジャンプミス。
いつもの良さが発揮できずに終わってしまった。

キス・クラではあまりにも悲しそうで痛々しかった。
一瞬だけ「変顔」をしながら「Sorry・・・」と謝るアボット。
有香コーチも慰めながらも一緒に変な顔をしていました。
今季の成長が凄かっただけに、今日のSPは残念でした。
頑張れ、アボット。


「打倒!プルシェンコの一番手と言われるパトリック・チャン・・・」とアナウンサーは言ってたけど、それ本当なの??

彼の演技の最初と最後のポーズはいつも同じようです。
スケート技術の高さはわかるんだけど、何かを変えないと!
SPは7位でした。





こうして見ると、大きく出遅れてしまった主力選手はやっぱりジュベールとアボットかな。
その他、調子を落としっぱなしのベルネルも元気なく終わったし・・・
存在能力は高くてもオリンピックに調子を合わせてしっかり演技するのはどんな選手にとっても大変な事でしょう。
何気なく1位のプルシェンコも努力をしての結果だとは思います。

とにかくいろんな意味での「強さ」がはっきり結果に出たSPだと思いました。
あさってのフリーをどんな気持ちで迎えるか、そしてどんな結果が出せるかは本当にドキドキします。
表彰台に立てたらそれだけでも凄いです。
そんなハイレベルな試合が観られるんですね~  幸せだな~



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バンクーバー・オリンピック熱戦中

2010-02-16 14:41:12 | 日々のこと
めずらしく風邪をひき寝込んでいました。
激しい咳と頭痛でしんどかった~
咳の苦しみはその後腹筋の痛みになっています・・・情けないな。


いつの間にか世間ではバンクーバー五輪が開幕し、バレンタインデーなんてものも過ぎていました
(だから今年は自分用の美味しいチョコは食べなかった・・・)



さて、オリンピックではスピードスケートの長島選手と加藤選手が見事に銀メダルと銅メダル獲得!!
34秒台で滑るってすごいですね~
製氷トラブルもあったなかで大健闘のお二人でした。


あとはフィギュアのペアも観ていました。
SP3位の川口悠子・スミルノフのペアはフリーではミスが出てしまいました。
メダルには届かずに惜しくも4位。
演技後のコメントは「今季一番悪い演技・・・」とのこと。


でも繊細な演技はいつもの悠子さんだったように感じました。

ロシアに渡って努力し続けた結果、欧州選手権で優勝して代表となった彼女。
結果は残念でしたが、本当にお疲れ様でした。


さて、いよいよフィギュア男子が明日から始まります。
誰がメダルを獲ってもおかしくない混戦ですから面白くなりそう。
4回転を誰が成功させるか・・・



(おまけのひとり言)

國母騒動が続いていますね。
あの服装よりもその後の「見んじゃねーよ!」「ちっ、うっせーな」「反省してま~す」がひどかった
4年前の前科もあるし、これは非難されても仕方ないです。

(あ~、でもうちにも國母スタイルがいるんですよね・・・ジャージのちょっと腰パン息子  あっ、中学校はほとんどそうですが・・・)


女子モーグルで上村選手の影で目立たなかったけれど里谷選手の滑りに感動しました。
予選では上位にはならなかったけれど、決勝の滑りはかっこよかった~
あのスピード、攻める気持ちはモーグルで一番必要ですよね。
その他の有力な選手も転倒で終わってしまったとは言え、見所がありました。

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「譜めくりの女」

2010-02-12 19:17:38 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


WOWOWにて「譜めくりの女」を観ました。
2006年のフランス映画です。
日本公開は2008年だったかな、ちょっと興味がありましたがそのままだったのです。



あらすじ: かつてピアニストを目指す少女だったメラニー(デボラ・フランソワ)は、ピアノの実技試験中、審査員の人気ピアニスト、アリアーヌ(カトリーヌ・フロ)の無神経な態度に動揺してミスを犯し、ピアニストの夢を絶たれる。その後、アリアーヌに再会したメラニーは、演奏会の成功の鍵を握る“譜めくり”に抜てきされるが……。
                           (シネマトゥデイより抜粋)


作品全体がとにかく無駄なセリフがなく、メラニーの子ども時代からすぐに引き込まれました。
10歳の時のメラニーの試験後にやったことと表情が怖い・・・

ピアノ好きな素直な子に見えたのに・・・


その後大人になったメラニーの役をするデボラ・フランソワはうまかったです。
静かに表情だけで演技をする女優さんでした。
大きな動きはないのだけれどジワジワと怖い。
女の奥底に潜む感情を表すのが上手でした。


細かい点を言えば・・・
ピアノの実技試験中に無神経な態度をとられたと言うけれど、そこまでひどい行為だったのかな・・・とも思います。
それからピアニストにとっては大事な「譜めくり」の存在だけど、メラニーに対して気持ちが揺れるようになるいきさつもちょっと弱いかな?
それともアリアーヌの幸せは見せかけだったのか?


でも、誰が死ぬわけでもなく、それぞれの家族にジワジワと悪い影響を残して去った彼女。
ほとんど表情が変わらない役だったのに最後の達成感を感じるような小さな笑みはまた怖かった。


フランス語で話すフランス映画も良いですね。
(これ当たり前だけどたまに違うものもあるので)
ちょっといつも観る映画と違っていたので、なかなか興味深かったです。

男の子と遊ぶメラニーは普通なのに・・・


今回の評価は・・・  星3つ  ☆☆☆




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なつかしの世界選手権 2008

2010-02-12 11:13:25 | フィギュアスケート
思い出に浸る過去の大会も最後です。
2008年のスウェーデン・イエテボリで行われた世界選手権の放送を観ました。
これはかなり記憶に残っていたけれど、今また改めて観ると感慨深い大会でした。


また勝手な感想を・・・

コストナー選手はこの頃は安定していたんですよね。
この年のプログラムはちょっと曲調が変わってて、やっぱりフリーの「ドゥムキー」が印象深かったです。
そして彼女の場合、衣装がいつも気になっています。



SPは黒のパンツ・・・やっぱりスタイルが良いのはうらやましい。


フリーの衣装も裾のところが凝っていて素敵でした。


衣装と言えば、もう1人。
サラの雰囲気にあっていてプログラムともバッチリ。



フリーの衣装は特に後ろのカットがきれいでした。
衣装だけでなくフリーの演技には特に観客が魅入っていましたよ。


そして浅田真央さん!

何て美しい・・・

SPではめずらしく出遅れることなく緊張感の中の演技で2位発進。
やっぱり真央さんはショパンが似合うな~  つくづく感じました。

そして一番凄かったのがフリーでした。
コーチ不在で望んだこの大きな大会で、冒頭の3Aを何と思い切りすっ転んだのでした。
これは良く覚えています・・・
腿の後ろにアザを作りながらも落ち着いて立て直した真央さん。
17歳の当時はこんなに冷静でしっかり立て直す底力があったのですね。
3-3も2回きれいに入れたり、とにかく転倒後の演技の凄さと言ったら・・・
(真央さんのそばの小林れい子さんの表情がすべて物語っていたようです)





会場の歓声の後に登場の中野友加里さんも素晴らしかった。
「スペイン奇想曲」は3Aにも挑戦、そしてスピード感のある演技。
スピンは本当に美しくて良かった~
演技終了後のスタオベと、会場の大きな歓声も覚えていました。
得点はちょっと伸びずにブーイングもありました。
でもご本人はSPもフリーもベストを尽くした達成感で笑顔ばかりでした。
惜しくも4位でしたが、満足そうなお顔だったな。
本当にこの時の中野さんは一番記憶に残っていますよ。





終わってみればこのとおり。



バンクーバーでもこの満面の笑顔を観たいな~


記憶に新しい2008年の大会でしたが、各選手の出来は本当に波がありますね。
怪我との戦いやモチベーションの維持などなど。
この時に下位の成績だった選手がぐっと伸びたりもしています。


フィギュアの大会は毎シーズンあるけれど、オリンピックは4年に一度!
それだけにやっぱり「運」が大きく作用するように思います。
この目でそれを観ることはフィギュアファンとしては嬉しいですが、自分の力を信じて思い切り悔いなくチャレンジしてほしいな~

まずは男子か・・・! 今から楽しみです。







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なつかしの世界選手権 2007

2010-02-11 15:21:29 | フィギュアスケート
引き続き、過去の大会の放送を観ています。
2007年に東京で開催された世界選手権、これは男女とも良い成績を残していた記憶がしっかりありました。

今さかのぼって観ると、初出場の選手も初々しく(真央ちゃんやキム・ヨナなど)
この後にしっかり実力をつけて伸びていくので面白いですね。


まずは簡単に男子の感想を・・・

橋大輔選手が「オペラ座の怪人」を引っさげて銀メダルを獲ったのは良く覚えています。
日本の男子もすごい!という印象を世界に残してくれました。
演技後のニコライとの涙の抱擁はちょっと複雑だけれど・・・

ジュベールが金、ランビエールが銅になりました。
バトルもいるし、4回転を何回も簡単に跳んじゃうベルネルもリボンの飾りをつけて可愛かったです。



そしてやっぱりこの頃の女子は面白かったです。
この大会初出場の真央ちゃんとキム・ヨナ。
SPではヨナが、フリーでは真央ちゃんが「歴代最高得点」を出しました。

印象に残った選手の感想を・・・

コストナーのSP「カノン」は懐かしかったです。
フリーは箸の髪飾りをつけて和をイメージして「SAYURI」を演じました。
ヨーロッパの背の高いスタイルの良いコストナーには合わなかったように感じますが
彼女はやっぱり観たい選手の一人です。



それから今はなつかしのキミー・マイズナー!
「Snow Storm」は彼女にぴったりのプログラムでした。
ディフェンディング・チャンピオンですが結果は総合4位でした。
今はどうしているのかな・・・



それからキム・ヨナのSP「ロクサーヌ」・・・いつもSPは完璧ですね。
顔芸もこの頃からしっかりあったんだ!
直前からオーサーコーチに替わったとか。
フリーの「あげひばり」は唯一好きなプロです。


そして、中野友加里さんは当時21歳。
SPの「SAYURI」は彼女にぴったり。
そしてフリーの「シンデレラ」も清純なイメージで良かったです。
最初に3Aに挑戦、惜しくも転倒しましたが、その後も最後まで楽しそうに幸せそうに滑っていました。
そうか・・・中野さん、この頃は緊張感や悲壮感があまり出ないで、彼女らしい柔らかなイメージで最後まで楽しんでいたのですね。
ここ2,3年はプレッシャーが大きくのしかかってしまったのね。




それからやっぱり浅田真央ちゃん!(まだ16歳なので真央ちゃんとしか呼べない)
「ノクターン」はとっても柔らかな雰囲気ですごく好きです。
やっぱりショパンだな~
3-3が3-1になってしまい、SPは5位発進。
(出遅れはこの頃から? 今思うともったいないです)
フリーの「チャルダッシュ」はご本人はあまり好きなプロではない、と言っていました。
でも私は結構好きですね。
曲のテンポも乗っていけそうで、真央ちゃんに合っていると思っていたんです。
ステップからの3Aも3-3も軽く決め、小さなミスはあるもののほぼノーミスとか。
最後の連続ジャンプの後の小さなガッツポーズを良く覚えていますよ。
笑いから涙の表情がとっても可愛かった。
まだプレッシャーと言うものがそう大きくなかった時のフリー歴代最高得点。
(その後、摩訶不思議な銀河点がどんどん出てきた最近ではシラ~と思ってしまうけどこの時は納得の得点だったはず!)

とにかく可愛さ、初々しさ、演技の内容ともにとても素晴らしかったと思いました。
だから記憶に強く残っているのですね~








結果はこの通りです。(サラッと流す)

あとほんの少しで優勝だった真央ちゃん。
安藤選手はまだお化粧が薄かった・・・この方が良いのに。


結果を知って観る過去の大会はいろんな意味で面白いです。
「あっ、この曲をやってたのね」とか再発見できますから。
それに衣装をゆっくり観るのも楽しいですね~

今日は2008年のイエテボリ大会だ~!
これは今でも大切な記憶になっている大会ですよ~

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なつかしの世界選手権 2004

2010-02-09 15:32:56 | フィギュアスケート
バンクーバーのオリンピック開幕直前になっています。
そんな中、Jsportsでフィギュアスケート世界選手権の過去の大会を放送しています。
これは今からもうフィギュア三昧になってしまいそう。

まずは2004年のドイツ・ドルトムントで行われた大会です。
これは荒川静香さんが優勝したので良く覚えていますよ。
当時はスカパー環境ではなかったので、大会そのものをじっくり今観られるのは幸せだな。

試合方法も予選でグループ分け→SP→フリーという流れで行います。
採点方法も6点方式で今のような細かいルールではないので、スパイラルもスピンも
「最低○秒」と言う制限がありません。
だからスパイラルもすぐにポジションチェンジをする選手が多いかな。


今からおよそ6年前なので、みんな6歳ほど若い!当たり前ですが・・・
(年齢は当時のものを書きます)


まずは安藤美姫選手(16歳)
まだ佐藤コーチ夫妻の指導で雰囲気も初々しいです。
衣装も化粧もシンプルで、それでいて技術は3-3など簡単に跳んでる。
(あれからどんどん派手になった衣装や化粧・・・う~ん、今は好きではないな)

SPのシンプルな衣装です。
フリーでは4回転にもチャレンジしました。(結果はダブル)




コストナー(17歳)も身長が伸び続けている途中でした。
私は彼女のSPのプログラム「A song from a Secret Garden」にとても惹かれました。
彼女のやさしい雰囲気に合っていて、とても綺麗だった~
彼女もSPでは3-3を綺麗に決め、見事でした。

この衣装、ブルーなんだけれど、ひるがえるとグリーンなんです。
イタリアの色使いを感じました。


それから大好きだったミッシェル・クワン選手!
おぉ、この頃はラファエルコーチだったっけ。
実力者で人気がある選手です。
中身の濃いプロでタイム・オーバーによる2位発進。


そしてフリーの滑走前に何と侵入者があって中断。
集中力を上げている最中のアクシデントでした。

こんな大きな大会で前代未聞の闖入者でした。
(美しくない者は去れ!)

でも彼女は必死に気持ちを整えてフリーの演技に挑戦。
このプログラム「トスカ」はよく覚えています。
プレゼンテーションでは6点を6つも叩き出していました。
欲を言えば3-3がないのが残念ですが、やっぱりスパイラルやスピン、そして全体の気迫が凄かったです。
動揺しないで結果を出せるのは、クワン選手の総合的な力だと思いました。




そしてもちろん荒川選手。
SPの「白鳥の湖」ではまずノーミス。
3-3も当たり前。
衣装はちょっと派手だった・・・
タラソワコーチに褒められ頭を何度もなでられていました。
この頃はコーチとも息がぴったりで、結果を出していた頃ですね。

フリーは「トゥーランドット」です。
今でも聴けばゾクゾクする彼女のナンバーです。
3-3-2も3-3も次々と決め、美しいスピンやスパイラルの数々。
そしてもちろんイナバウワーも。
このプログラムは今考えても荒川さんの運命のプログラムだったのですね。







解説の樋口先生「こんなの見たことない。素晴らしい!150点!」とのこと。


最終グループの第一滑走者で早くも会場の空気を変え、スタオベでした。
この世界選手権の放送を観るのは初めてでしたが、トリノの時と同じくらい感動します。


SP一位だったサーシャはコンビネーションジャンプがなかなか跳べずに、そのまま優勝とはなりませんでした。
(でもサーシャのSPはいつも美しい~)

実力者の二人を抑えて金メダルに輝いた荒川選手です。






この世界選手権の金メダルとトリノの金メダル、確かな勝利を感じ、心から幸せに思ったでしょうね。
本当に観られて良かったです。



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エキシビション (2010 欧州選手権)

2010-02-07 22:56:27 | フィギュアスケート
続きまして、今度は欧州選手権のエキシビションです。
こちらもエストニア・タリンで1月24日に行われたものです。


おしゃれなイメージが強い欧州と言う事もあって、私はつい衣装に目がいきました。
登場シーンから男女とも白か黒の衣装がとても多かったです。
そんな中、まず一番目立ったのはフィンランドのキーラ・コルピ!




コップ・・・いや、警察官の衣装?
ボーイッシュで似合いました。
EXの演技途中で衣装を剥ぎ取りながら黒のミニの衣装になるのがまた面白い。
彼女は自分のプログラムの衣装もおしゃれですから、ね。
BEYONCEの「If I were a boy」を演じました。





こちらはゲデちゃん。
もちろんこの衣装で「マリリン・モンロー」です。
身体がすごく柔らかくてスパイラルなんて足が上がりきっていて素晴らしい~
解説の杉田氏が「オリンピック・イヤーに活躍する選手」と言っていましたが本当にそうですね。



私が一番気に入った衣装はレピストの白の衣装でした。
シンプルなんだけど可愛かった。



そして男子はやっぱりランビエールが印象に残りました。
彼の優雅な雰囲気のEXナンバー。
やわらかくてしなやかで、とても見ていて気持ちが良くなります。
彼らしい衣装はスピンをするとシャツについているビーズ状の飾りが動いて面白いです。
彼のような滑りをする選手はちょっといないのでは・・・
(だからプルちゃんを見ても印象に残らなかった・・・)



そしてペアで優勝した川口悠子・スミルノフ組。
この細い身体でとてもきれいな演技でした。
彼女の今までの苦労や努力が実った今大会ですが、いつも芯の強さが感じられます。
ロシア代表でもオリンピックでの健闘を楽しみにしています。



そしてコストナーの登場!
何と白のタイツ?!
これは彼女じゃないと着こなせない衣装ですよね。
長身でスタイルが良いから良いのだけれど・・・
でもタイツなんです。
どうしても演技後に伸びてたるむところがあって、あまり好きではないかも・・・(失礼)





ラストはロシアのオクサナ&マキシム組です。
この衣装で「マトリックス」・・・超かっこいいですね。
衣装だけでなくEXの演技はアクロバットのようで凄かったな~
存在感もピカイチでしたよ。


こうしてみると、欧州選手権ではロシアの健闘が光りました。
そしてやっぱり欧州独特のセンスの良さやおしゃれ度が目立ちます。

解説の杉田氏が言っていましたが
「どの選手もメダルが獲れるかもしれないし、10位くらいになるかもしれない・・・」
とのこと。
男子も女子も本当にその通りでしょうね。

スポーツ紙ではオリンピック開幕前に「メダル予想」の記事がたくさんありました。
冬季オリンピックで多くは望めない、とも言われます。
特に女子のフィギュアでは銀か銅か・・・などなど。
マスコミは今から騒いでいますが、私は開催中もへんなワイドショーのオリンピック特集は見たくないです。

あ~、でももうすぐ開幕ですね。
今からワクワク、ドキドキ♪♪♪




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エキシビション (2010 全米選手権)

2010-02-07 16:19:10 | フィギュアスケート
ちょっと前に全米選手権のエキシビションの放送を観ました。
実際は1月24日にスポケーンで行われたのを後に放送したものです。
全米の熾烈な闘いのあとですからとても観たかったので嬉しいな。


感想の数々を勝手に書かせていただきます。


まずはこの選手権で優勝した選手の演技披露でした。
ノービスからジュニア、シニアなど大勢の金メダリスト。
なかには10歳のノービス・チャンピオンの男の子が立派な演技をしたり。

アボット選手もSPを披露してくれました。
解説の入らない演技を堪能できましたよ。


そして次にはオリンピックの歴代の金メダリストの登場でした。
これは今から50年以上前の大会のメダリストもいらっしゃって、すごいメンバーでした。
テンリー・オルブライトさん、キャロル・ヘイスさん、ドロシー・ハミルさん
スコット・ハミルトンさん、ボイタノさん
そして記憶に新しいクリスティーン・山口さん、タラ・リピンスキーさん
サラ・ヒューズさんなどが揃いました!


う~ん、やっぱりこうして見るとフィギュア大国アメリカ!ですね。
歴史を感じます。


今回のエキシビションにはサーシャ・コーエンは棄権し、引退を決めた井上怜奈・ボールドウィン組も出演されていません。
そこで最後になったお二人の演技を放送してくれました。


今回の試合では本当に惜しいところで代表を逃したお二人です。
演技の後には怜奈さんのこみ上げる涙に感動、客席もスタオベで称えていました。
競技生活の長かった怜奈さん、お疲れ様でした。
人生の良きペアのお二人の幸せを願っています。




こちらも惜しくも代表になれなかったアシュレイ・ワグナー。
とてもキュートな衣装ではつらつと演技をしたエキシビ・ナンバーでした。



ご存知、ジョニー・ガガです!
彼はこのプロを絶対に楽しんでいる!



この衣装は彼女にピッタリ!
初のオリンピックを決めた長洲未来ちゃんです。
代表選考会議が思いのほか長引いたと聞きました。
全米は一発勝負だと思っていたのに、やっぱり国籍の関係で未来ちゃんは不利になっちゃうの??と心配しましたよ。
今更実績が・・・なんて言われたら、勝負は何の意味があるのか・・・
まぁ、アシュレイが出られないのは残念ですが・・・(それよりしっかり3枠以上取りなさいね、なんて)





金メダリストのスコット・ハミルトンに楽しいインタビューをされるアボット!
「代表になった事」も「全米二連覇」もどっちも嬉しいとのこと。
彼のEXも哀愁を感じられる良いプログラムでした。
この普通さがなんともいえない衣装です・・・



エンディングはみんな揃って登場。
ジョニーとライサに挟まれてうらやましいな~


こうしてみると、男子は特に代表の3人の個性が光ります。
アボットの正統派な美しい演技。
ライサチェクのダイナミックな力強い演技。
ジョニーの妖艶な独特の演技。
よくこんなに個性豊かに揃いましたね。
アメリカの男子選手だけでも見応え充分ですよね。


やっぱり全米は歴史もあるし、エキシビションのショー全体の構成が濃かったです。
本当にすばらしかった~!

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「ミルク」

2010-02-06 16:08:27 | 映画・DVD・音楽・TV・本など



3月にWOWOWで放送予定なのに待てなくてレンタルで鑑賞しました。


そうか・・・ショーン・ペンはゲイだったのか!
と思うくらいゲイの役にはまっていた彼でした。


1970年代のアメリカで、同性愛者であることを公表して公職に就いたアメリカ初の政治家ハーヴェイ・ミルクの生き様を描く伝記ドラマです。
そしてご存知のようにショーン・ペンはこの役でオスカーを受賞。


ハーヴェイ・ミルクの存在はあまり知りませんでした。
この映画でその時代の背景とゲイである事に苦しみ隠し通す多くの人の存在を知りました。

それにしてもミルクは明るい!
人懐っこい性格だったから人も集まってきたのがわかります。
40歳の誕生日に20歳の若者(もちろん男性)と知り合い、意気投合しちゃうのもあっという間でした。
その相手役のスコット(ジェームズ・フランコ)がまた良い役でした。

サンフランシスコに移って、マイノリティの集まりとしても大きくなり新しい商工会を作り政治に目覚めていく。
そんな経過がミルクの服装に表れています。
最初はジーンズの上下(それもウォッシュタイプの色の薄いヤツね)
それからいつもスーツを着るようになり、何かがあれば拡声器を片手に演説するミルクでした。


私の好きなエミール・ハーシュも重要な役どころで出演しています。
ショーン・ペンの秘蔵っ子ですからね。



ゲイの存在を否定する多くの政治家との闘いがありました。
その主張が「社会の単位はまず『家族』である。子どものできないゲイなどを認めるわけにはいかない」などなど。
キリスト教の教えにもそのような事があるらしく、まぁ現実的に当時の考えとしては仕方ないのかな・・・

「ブローク・バック・マウンテン」の中でも、ゲイとわかるとある日突然遺体となって発見される・・・そんなシーンがありました。

そんな時代に4度目の選挙でやっと政治家になれたミルクですが、命を落とすのはあっけなかったと思いました。
市長とミルクを暗殺したのは同じ政治家ダン・ホワイト(ジョシュ・ブローリン)でした。
この人、役によっていつも化けますね・・・


私自身ゲイに対して共感も理解もしていないのですが、だから排除せよ!と言う気持ちは全然ありません。
ミルクは何だか魅力的で、実際のミルクの映像が流れるのをみてもショーン・ペンが成りきっていて驚きました。

ゲイの映画としても先日観た「僕を葬る」ほどハードなシーンはありません。
ただ、いつでも愛する相手とキスするシーンは多かった~
実話を元にショーン・ペンの熱演を称えたいです。


今回の評価は・・・  星3つ半   ☆☆☆★





犯人のダン・ホワイトはジャンク・フードの食べすぎで心身に問題があり、軽い刑ですんだとか・・・信じられない判決です。


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