☆耳かき店員殺害に無期懲役判決
つまり裁判員制度と言うのは、死刑制度廃止を目論む勢力が、死刑のシステムをなし崩し的に機能不能の状態にするためにめぐらした策略であること、ここにおいて明白となった。
司法の専門家ではない裁判員は極刑を宣告する意志の強さはなく、さらに今回、”前例”まで出来た。おそらく今後は永遠に、裁判員のかかわる公判において死刑の判決が下されることはないだろう。
今回の裁判員が、彼らのなしたコメントや裁判の現場での振舞いに関するレポートを読む限り、ことのほか意志薄弱で情に流されやすい人物ばかりが選ばれていたこと、偶然ではあるまい。
こうして”いかさま”は公然とまかり通り、今日もまた犯罪者の人権のみが守られ、哀しみの国に行った人の魂は報われることがない。
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<耳かき店員殺害>林貢二被告に無期懲役判決 裁判員裁判
(毎日新聞 - 11月01日)
東京都港区で09年、耳かきエステ店員の江尻美保さん(当時21歳)と祖母の鈴木芳江さん(同78歳)を殺害したとして、殺人罪などに問われた常連客の無職、林貢二(こうじ)被告(42)の裁判員裁判で、東京地裁(若園敦雄裁判長)は1日、無期懲役を言い渡した。検察側は裁判員裁判で初の死刑を求刑していたが、判決は極刑を回避した。
検察側は事件の構図を「林被告は江尻さんに恋愛感情を抱いたが来店を拒否され、付きまとっても拒絶されたため殺意を抱いた」と主張。鈴木さんをナイフで16回以上刺すなど、殺害行為は執拗(しつよう)で残虐として死刑を求刑していた。
一方、弁護側は「来店拒否の理由が分からず、困惑した被告の事情を酌むべきだ。深く反省し、自責の念にかられている」などと死刑回避を求めていた。
起訴状によると、林被告は09年8月3日午前8時50分ごろ、港区西新橋の江尻さん方に侵入。1階で鈴木さんの首をナイフで刺すなどして失血死させ、2階で江尻さんの首を別のナイフで突き刺し、約1カ月後に死亡させたとされる。公判は10月19日から始まって25日に結審。その後、裁判員と裁判官による評議が行われていた。【伊藤直孝】
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つまり裁判員制度と言うのは、死刑制度廃止を目論む勢力が、死刑のシステムをなし崩し的に機能不能の状態にするためにめぐらした策略であること、ここにおいて明白となった。
司法の専門家ではない裁判員は極刑を宣告する意志の強さはなく、さらに今回、”前例”まで出来た。おそらく今後は永遠に、裁判員のかかわる公判において死刑の判決が下されることはないだろう。
今回の裁判員が、彼らのなしたコメントや裁判の現場での振舞いに関するレポートを読む限り、ことのほか意志薄弱で情に流されやすい人物ばかりが選ばれていたこと、偶然ではあるまい。
こうして”いかさま”は公然とまかり通り、今日もまた犯罪者の人権のみが守られ、哀しみの国に行った人の魂は報われることがない。
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<耳かき店員殺害>林貢二被告に無期懲役判決 裁判員裁判
(毎日新聞 - 11月01日)
東京都港区で09年、耳かきエステ店員の江尻美保さん(当時21歳)と祖母の鈴木芳江さん(同78歳)を殺害したとして、殺人罪などに問われた常連客の無職、林貢二(こうじ)被告(42)の裁判員裁判で、東京地裁(若園敦雄裁判長)は1日、無期懲役を言い渡した。検察側は裁判員裁判で初の死刑を求刑していたが、判決は極刑を回避した。
検察側は事件の構図を「林被告は江尻さんに恋愛感情を抱いたが来店を拒否され、付きまとっても拒絶されたため殺意を抱いた」と主張。鈴木さんをナイフで16回以上刺すなど、殺害行為は執拗(しつよう)で残虐として死刑を求刑していた。
一方、弁護側は「来店拒否の理由が分からず、困惑した被告の事情を酌むべきだ。深く反省し、自責の念にかられている」などと死刑回避を求めていた。
起訴状によると、林被告は09年8月3日午前8時50分ごろ、港区西新橋の江尻さん方に侵入。1階で鈴木さんの首をナイフで刺すなどして失血死させ、2階で江尻さんの首を別のナイフで突き刺し、約1カ月後に死亡させたとされる。公判は10月19日から始まって25日に結審。その後、裁判員と裁判官による評議が行われていた。【伊藤直孝】
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