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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

こぎん刺し教室@ヒナタノオト

2008-02-26 08:42:09 | 好きなもの・ちくちく

先週の水曜日、縁あってヒナタノオトさんのワークショップ
「第2回こぎん刺し教室」に参加させていただきました。

私が「こぎん刺し」というものを知ったのは、稲垣早苗さんの著作
『手しごとを結ぶ庭』からです。津軽の内山順子さんという方をご紹介されていました。

本文の中から、こぎんについての説明を引用させていただきます。


  津軽地方で女性たちの手によって刺され続けてきたこぎん刺し。
  庶民の布であった麻生地を少しでも温かくして寒さをしのぐために、
  農閑期の仕事として一針一針刺されていったもの。
  そのひたすら根気の要る仕事の中に、文様が生み出されていった。



その後、ヒナタノオトで、針の森さんの作品を何度も見ては、んー実に細かい
緻密な模様なのに、どこかおおらかで優しい感じするのはなぜ?と思っていたものでした。


まさか、そんなこぎん刺しを、私がする機会があるとは!

先生は、針の森の狩野先生です。
始まる前に、狩野先生の作品と、サンプル帳を見せていただきました。
津軽こぎんは、麻布の経糸を奇数目で拾ってすくって、模様を描きだしていくのですが、
どれを見ても、まるで織物のようで、とても一針一針、
刺していったものとは思えませんでした。

さてこの日、私たちが刺したのは「豆こ」という柄です。

6名の参加者の中で、最も進みが遅かったのは言わずもがなの私です。
理解の遅さと、やり直しの多さでは誰にも負けませんでした(泣)。

水曜日の時点ではこれだけでしたが‥



今はここまで進みましたー。


(先生、これ以上近づいたり、はじっこの方までは見ないでくださいね・笑)




この日は、翌日からヒナタノオトさんで販売されるA-miuさんのクッキーが
納品されてきました。
一足お先に、おみやげに買って帰ることができて、とてもラッキー♪
迷いに迷って選んだのは「キャラメルアーモンド」です。
ぱきっと口の中で割れたと同時にとてもよいキャラメルの香りが広がりました。
生地の「味」と心地よい「堅さ」が癖になりそう…というか、もっと食べたーい!

パッケージもかわいいです。タグはもちろん娘のコレクション行きです。



ヒナタノオトさんにまだ、クッキー残っているんでしょうか…



そうそう。
こぎん教室の最後に、おやつがありました。まつかぜというお菓子です。
手作りお味噌が使われていました。とってもおいしかったです。
どなたが作ったのかとか、どのようにとか、せめて写真を撮っておくとか
すればよかったのに、ぱくぱくと、ただぱくぱくと食べてしまいました。




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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
刺し子 (jasumin)
2008-02-27 16:31:28
ワークショップ、いいですね。
これ、すごく綺麗です。糸の色も素敵。
奇数目・・・って、指す場所は、きちんと決められているってことですね。
きゃぁ~!大変そう。
でも、楽しそう。機会は?ないかな(笑)でも、やってみたいです。

rucaさんのこの模様は、そのあとどのように?
仕上がりは、何になるのでしょう?
楽しみに待ってよっと!(笑)

それにしても、意外です。
ぱぱっと飲み込みが早く、ちゃちゃっとやっちゃうのがrucaさんのイメージなのですよ!
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素敵 (こもも)
2008-02-28 09:42:43
知りませんでした。
rucaさんの作品。とても素敵です♪
こぎん刺し。古くから、手から手へと、伝えられていったものなのですね。
歴史を知ると、針の向かう先一つ一つに、何か深い想いを感じてしまいます。ほう。
私もやってみたいなー。いつか。いつか。

ヒナタノオトさんも、ずっと気になっているお店です。
日本橋は、OL時代(びっくり!)に通った街。
その住所を見たときから、ずっと惹かれています(笑)
密かに、娘が幼稚園に行きはじめた、その年に、行くぞと決めています。
(またまた、いつの話でしょ。でも、娘は3月生まれなので、意外と早くやってくるハズです)
返信する
通じているもの (hinata)
2008-02-28 15:55:23
rucaさん、春の気配のひととき、こぎん時間にお出かけくださって、ありがとうございました!

緑の糸が、ずいぶん面になっていて!!
ちくちく時間、進んでいるのですね。

内山さんのこと。
書いてくださって、ありがとう。
内山さん、狩野さん、、、。
津軽のひとの明るさと強さと美しさは、
なんだかこごぎんに通じているみたいです。。。

それにしても、ほんとうに、25年前には予想していなかった時間、でしたね。。
返信する
追記 (hinata)
2008-02-28 22:50:30
お菓子の件、追記します。
A-miuさんのお菓子は3月半ばまで追加でいつもご案内できるようにしています。

まつかぜは、ホンマユミコのだんさなんが制作者。
ホンマユミコも上手なのですよ。。
和洋菓子なんでもござれ。
ちなみにホンマユミコの実家は和菓子やさんです。

らふとやヒナタノオトでのワークショップのお菓子は、ほぼこの二人の手になります。
返信する
こんばんは (huizi)
2008-02-29 00:03:09
rucaさん、ブログにコメントありがとうございます。
こぎんの図案作りで遊んでいるうちに、追いつかれてしまったようですね(笑)
rucaさんのこぎんが、この先どのように展開されるのかとても気になります。
A-miuさんのアーモンドキャラメル美味しいですよね。
あの硬さが好きです。
ココナッツマカロンも危険ですよ!
返信する
jasuminさんへ (ruca)
2008-02-29 18:10:14
こんばんは。お返事遅くなりました。
うちの小学校は、本日一斉下校でした。
来られるお母さんは、学校まで来て、通学班と一緒に
帰るというのが、いつもと違うところでした。
ふぅー。

ところで、こぎん刺し。きれいな色の糸でしょ?
他にもグレー、茶、があったのですごく迷いました。

「ぱぱっと飲み込みが早く、ちゃちゃっとやっちゃうのがrucaさんのイメージなのですよ」

このイメージにどれだけ苦しめられてきたことか・笑

なんか私って、そう言われることが多いのですが、
なんでかなーって思ってます。あ。ちゃっちゃっと
やりたがるところはあってるんですが~
何しろ飲みこみが遅くって、努力の人ですよー何事も。

いつの日か、なにか形になったらまたご報告しますねー(できるといいな、かな)
返信する
こももさんへ (ruca)
2008-02-29 18:14:39
こんばんは。お返事遅くなりました。

「歴史を知ると、針の向かう先一つ一つに、
何か深い想いを感じてしまいます」

そうなんですよー。ぜひぜひ稲垣早苗さんの著書を
読んでみてくださいな。写真も載っていて、ほーっと
なってしまう作品ばかりです。

日本橋のOLさんだったのですね、こももさん。
私はあの界隈は疎くって。でも何度か行っているうちに
人形町にも馴染み始めました。

ついこの間、赤ちゃんだったのにね、って感じで
みんな大きくなっていくので、幼稚園デビューもすぐそこまで
来ているのかもしれませんね。その際は、人形町でも
会いましょう♪
返信する
hinataさんへ (ruca)
2008-02-29 18:22:47
こんばんは。

追記も含め、コメント残してくれてありがとう。

こぎん刺しの楽しさは、わずかな時間、わずかな場所でも
できること、と先生がおっしゃっていたのを実感しています。

昼休みに1列。夕方に2列。パソコンの間の息抜きに2列って
感じで楽しいです。

おやつは、本間さん&本間さんのご主人作だったのですねー。
和菓子屋さんのお嬢様だったとは!!
私の中の「本間さん大好き度」がさらにUPしたような‥

返信する
huiziさんへ (ruca)
2008-02-29 18:27:11
こんばんは。

こちらへもコメントいただき、ありがとうございます。
こぎん図案および、こぎん刺し途中経過、モニターに
顔がつくくらい近づいて何度も見させていただきました。

私も真似して、ゆうべ、エクセルでちょっと図案を
作ってみたりなんかして(笑)。
いつの日か、作品に仕上がることを、まるで
「捕らぬ狸の~」のような気持ちで、妄想しています。
返信する
進んでますね! (lotus)
2008-03-04 18:22:27
先日は、参加いただきありがとうございました。

ちょっと留守にしてるあいだに・・・嬉しいです。(よ~く、目を凝らして見ましたが・・・^^問題な~い)
参加して下さった方々が帰ってからも、興味をもって進めているようで、何よりです。

皆さんのパワーに・・・わたくし、焦ります^^;

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