my favorite things

絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

2022年10月に観た映画

2023-01-04 20:02:45 | 好きなもの・映画やDVD

10月は、映画館へは一度も行かず。4本全て@WOWOW
でした。


 ゴヤの名画と優しい泥棒

2022年2月劇場公開。一度くらい予告を観たことがある
ような、ないような。。
ジャンル的には「コメディ」ですが、1961年に本当に起こった、
名画盗難事件の知られざる真相を描いたドラマで、孫にあたる
人物が映画プロデューサーに持ち込んだのだとか。

ゴヤの有名な「ウエリントン公爵」の絵を、イギリスが
買い戻したことを知った主人公(=泥棒)が、そんなお金が
あるのなら、公共放送を無料にするべきだと思い企て、盗んだ
絵画の身代金で、貧しい人の受信料の肩代わりをすることを
申し出る。オリジナルタイトルは「THE DUKE」つまり「公爵」。
と言うのもとても気が利いているし、家族のドラマがもう一つ
大き事件の中に隠れていてそれが解決したことに安堵しました。
なんかイギリスの底力?みたいなものを見たような気がしました。



 孤狼の血

柚木裕子さんの本を何冊か会社の同僚から勧められ、
それが映画化されていたことを後から知ったので、
機会があったら観たいと思っていた映画でした。
なんといっても、松坂桃李さん出ているし(笑)。
映画版のシナリオ、かなりすごいなあと思いました。
豚小屋の件など、誰が思い付いたのかな。

数年後を描いた、続編があり、小説の方は読んだけど、
いくら桃李さんが主役でも、映画はもういいかなと
思い、観ませんでした。




 クライ・マッチョ

クリント・イーストウッド 健在というか、見参!というか。。

なかなか国境まで辿り着くことができず、メキシコの村を
周っているうちに、彼らを援助してくれる家族が現れる
シーンが良かったです。孤独で訳ありな老年男性の代表
のような主人公にもハッピーエンディングが待っているん
ですよ。





 タイピスト

劇場公開は2013年だったらしいですが、全く知らない映画
でした。なんとなく可愛くて、なんとなく面白そうなので
観てみようかなーと。。

舞台は1950年代のフランスのとある田舎町。
当時の憧れの職業である「秘書」になるためには、まず
タイプライターの速さが必須と奮闘し、やがて頂点へと
辿り着く女の子の話です。
衣装や小物がとても可愛く、とてもおしゃれ。

そして登場するタイプライターは全て当時のものを
探し出し、再塗装したのだとか。
タイプライターを売るために、そんな世界大会まで
あったんですね、びっくり。



10月は、@阿佐ヶ谷「リアルシトロン」
@六本木EXシアター「ズーカラデル ライヴ」
@ニッケコルトンプラザ「工房からの風」に出かけました。



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2022年9月に観た映画

2023-01-04 17:47:19 | 好きなもの・映画やDVD

新しい年が始まってしまいましたが、昨年観た映画とビデオの
話、まだまだ続きます。

 ブレッド・トレイン
@MOVIX川口

2022年は、私にとって「伊坂幸太郎・元年」でした。
会社の同僚に勧められ、なんとなく手にしたのが
アイネクライネナハトムジーク
今思えば、だいぶ「真ん中」から入ってしまったなー
ですが、その時は何も知らなかったので、ただただ
へえーと思いながら読み、その時くらいに、映画化
される本があり、それが自分が一番好きな作品だと
同僚から聞かされたのが『マリアー・ビートル』。
では、映画を見る前に読んでおこうと思い、その後
映画が始まるのをとても楽しみに待っていました。

結論から言うと、原作とても面白く、その時の自分の
イメージよりだいぶカッコ良くなった主人公ですが、
映画は映画でとても面白かったです。
設定が、外国人になってるところが(ハリウッド映画
ですものね)一番のポイントだったと思います。
みかんとレモンの、多様性ゆえの広がりがとても
よかったし、むしろそこは原作を越えた?とも思いました。

仙台へ向かっている東北新幹線と、京都へ向かっている
ブレッド・トレイン(近未来的新幹線)。
言葉通りの違いを楽しみました。






 アキラとあきら
@MOVIX川口

だいぶ前に近所の読書友から借りた本が映画化されたので
妹と観てきました。
主役の二人のどちらも「あまり好きじゃないんだ」という
妹。原作も読んでないと言うし。。。はい、
主題歌をうたってるback naumber のファンなんです。
内容的には、最後まで決して諦めない竹内涼真の「あきら」
にやはり共感を覚えますが、横浜流星の「アキラ」も
腹黒い叔父さんを二人も抱えて気の毒でした。






  グラスホッパー
@レンタルDVD

『マリア・ビートル』は三部作の真ん中に当たると知り、
そちらを読む前に『グラスホッパー』を読み、そして映画化
されていたこともわかり、図書館で借りました。
原作は主人公「鈴木」の境遇に、重くのしかかるものがあったけど、
映画の方は、主人公「鈴木」の印象よりも、「押し屋」「蝉」
「鯨」と呼ばれる殺し屋たちの方がうまく描けていた気がします。
時折、画面いっぱいに写る「グラスホッパー」の姿、あれは
あんなに何度も必要だったのかな。






 パリの調香師
@WOWOW


2021年公開の、新しいフランス映画だったので、
観てみようかなーと。。。
かつての天才調香師の女性と離婚調停中の運転手の男性。
ちょうどよく助け合い、ちょうどよいハッピーエンディング
をむかえる、休日に一人でタブレットで観るちょうどよい
映画でした。



9月はお彼岸の連休に、久しぶりに関西方面へ
出かけました。
初めての「ロックロックこんにちは」
その翌日に、通天閣へ上り、近鉄難波から、近鉄四日市へ。
とても濃くて、充実した2泊三日を過ごすことができました。


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