先週の金曜日は、読み聞かせ当番で、ひとりで3年生のクラスへ行って、
2冊読んできました。
2014年11月開催の「はじめましての絵本たちinKawaguchi」で
紹介してもらった絵本を図書館で見つけたので、嬉しくなって借りて
読んでみました。
タイトル通り、クリスティーナという女の子が、冷蔵庫が入っていた
大きな箱を使って、お城や、秘密基地や、クルマを作り遊ぶという内容です。
彼女の創作意欲とごっご遊びを途中で邪魔してくるのが、隣に住む
ファッツという男の子。
そして、隙あらば、箱を処分してお庭をきれいにしたいと思っている
お母さんとの「攻防」もあり‥なかなかおもしろいお話です。
アメリカで最初に出版されたのは1971年。
多くの教科書に「子どもの想像力をかきたてる傑作」と評され、掲載されて
いるそうです。
絵の感じが70年代っぽいところと、箱にだけ、色がついているところも
なかなかよいです。
もう1冊は、なぜか突然、ジョン・バーニンガムの絵本が読みたくなって
探しにいき、そしてこちらに決めました。
前にも何度か、小学校で読んだことがあり、その記録をみてみたら、
過去2回は4年生のクラスで読んでいました。
(そして、3学期になるとなぜかバー人ガムの絵本が読みたくなる‥と
いう記述もあって、笑えます。)
今回の3年生のクラスはとてもお行儀のよいクラスで、最後まできちんと
座って、ほぼ全員が絵本に集中しているように見えました。
そんな中、最前列の男子は笑いをこらえているようでしたので、面白さは
十分に伝わったと思ってよいのかなあと思いました。
まじまじと表紙を見ていると、ワニやライオンも怖いけど、それよりも
この先生の方が数倍こわいかも、と思ってしまいました。
ワニのときには、本当に手袋片一方失くしているし、ライオンに噛みつかれ
ズボンだってほんとに破けてしまったんだし、高潮の時には、ずぶ濡れで
学校へ行ったんだから、先生、一度くらいはジョンの遅刻理由を認めて
あげればよかったのにねー。
それにしても、ワニに、ライオン、高潮、最後は教室に大きなゴリラまで。
なんというキケン地帯(笑)。