今週から新学期が始まり、それは高校生活最後の年の始まりでも
あったわけですが、春休み中も、娘は毎日まいにち部活に行っていたので
いつからが休みで、いつからが「始まり」なのか、わからない毎日でした。
そして、気候が急にすすんだり後戻りしながら、気がつけば桜は満開で、
ここ20年くらいの中で、おそらくはじめてお花見なしの春となりました。
週末と、桜の時期と、娘の部活の休みの3つが揃わないと、お花見成立は
難しいとわかっていたので、おなじみの我が家のお花見は諦めるとして、
別の方法を一応、提案だけはしてみたんですよ。
「平日の昼間に西口の公園に行ってみる?」
でも、昼間だと仕事の合間なので、ビールが飲めません。ゆえに却下。
「じゃあさ、夕方にビールとなんか持って、西口の公園に行ってみる?』
そこまでして(お花見)することないよ、とつれない返事。
夕方だってもうあんまり寒くないし、夕方見る桜もきれいだよ、きっと。
とねばってみましたが、店長は気乗りしない感じ。
なんでだめなの、なにがいやなの? と、さらに私。
だってお弁当つくるのが楽しいのに、夕方ちょろっとのためにそこまでする
のはね…それにrもいないしね。
桜の下で、やれ鳩が居てこわいとか、おにぎりはひとり何個づつ、とか
この卵焼きおいしいね、とか、そんなんが一番好きだったのかな、店長は、と思いました。
そりゃあ私だって、そういうの楽しかったし、毎度まいどのお弁当も楽しみでした。
だけど、はじまっているんですよね、新しい何か。
望もうが望むまいが、私たちの意思に関係なく。
寂しい、とかいう気持ちよりも、なんか新しいジャンル(?)みたいなところに
踏み出す感じでしょうか。不安も多少あるけど、わくわくだってある、みたいな…。
新しい春のはじまりなんですね、きっと。