6月8日金曜日。
3年生のクラスで、3冊読んできました。
1冊目は、ジョン・バーニンガムの2010年に発売されたこの絵本にしました。
ネコのマルコムは昼間は眠ってばかり。夜は何をしているのだろうと
気になってしかたがない、マリー・エレインは、夏の夕方、おめかしてして
出かけようとしているマルコムを発見。
誰にも言わないからと懇願し、一緒に連れていってもらえることになりました‥
絵も、文字も大きくて、とても読みやすい絵本でした。
バーニンガムの絵本って、絵も文も「描き(書き)込み」過ぎていないところが
おもしろいと思います。
1冊目がおはなしの絵本だったので、2冊目は、詩の絵本にしました。
(ほんとは、ひみつだから!と、3冊目に読んだ↓のだけにしようと思っていましたが
それだけでは、時間が余ってしまいもったいないので、真ん中にこの本を
挟むことにしました。)
ヒルサイドセミナーで、末盛千枝子さんが、「傑作」とおっしゃったこの絵本。
何度読んでも、どの学年で読んでも、楽しいです。
大人が読むと、最後の一文にぐっときますね。
先日本屋さんで見つけて、図書館で借りてきて‥今回初挑戦の絵本です。
表紙の木の椅子には、くぎが何本使われているか、「中をそうぞうしてみよ」と
いうところから始まります。
中をそうぞうしてみてね、とか、中をそうぞうしてみよう! ではなくて
みよ、と命令形なところがとてもいいです。
仕掛けがわかってしまうとつまらないので、ここから先は書きませんが、
読み聞かせというより、対話というか、モンダイ?を出すみたいな感じで
3年生とわいわいできて、楽しいひとときでした。
今週の金曜日は2年生のクラスに行くので、やはりこの絵本を入れてみて
3年生との反応の違いを楽しんこようかなーと思っています。