[4月23日09時00分 天候:曇 東京都墨田区菊川2丁目 愛原家3階ダイニング]
リサ「おはよう……」
日曜日の朝、どんよりと曇った空。
そんな中、リサは4階の部屋から降りて来た。
今度は変な夢を見ることはなかったが。
高橋「起きたか。さっさと朝飯食っちまえ」
リサ「んー」
3階の浴室の脱衣所からは、洗濯機の音がする。
この場にパールがいないところをみると、洗濯をしているのだろう。
高橋がサンドイッチを作っていた。
リサ「先生は?」
高橋「今、お手洗いだ」
しばらくすると、3階のトイレから愛原が戻って来た。
愛原「おはよう」
高橋「おはようございます!先生、朝食をどうぞ!」
愛原「ありがとう。早速頂くよ。……おや、リサ?オマエは食べないのか?」
目の前に、自分の使用済みブラウスでオ○ニーしたダーリンがいる。
そう思うと、リサは愛原を直視できなかった。
リサ「た、食べる!」
リサは目の前のサンドイッチにがっついた。
リサ「ぱ、パールは今、洗濯してるんだよね!?」
高橋「ああ。それがどうした?オメーもたまには手伝え」
リサ「わ、分かってるよ!」
愛原「もしかして、ポケットの中に何か入れっ放しだったとか?」
リサ「そ、そうじゃなくて……」
すると、洗濯機の方から……。
パール「愛原先生、ちょっと宜しいですかー?」
と、パールが愛原を呼ぶ声が聞こえた。
愛原「って、いっけね!俺がズボンのポケットに小銭入れっぱだった!」
高橋「はあ……」
愛原は慌てて席を立つと、洗濯機の方に走って行った。
高橋「で、オメーは何なんだ?」
リサ「いや、昨日の戦いで、ブラウスが臭ってたから、大丈夫かなぁと思って……」
高橋「パールが何も言ってこないってことは、大丈夫ってこったろ」
リサ「そ、そうか。い、いやね、わたしの体臭が気になるみたいで……」
高橋「肉の食い過ぎだ、オメーは!」
リサ「そ、そうだね。う、うん……」
リサは笑って取り繕った。
高橋「今日は夕飯の手伝いしろよ?」
リサ「分かったよ」
愛原が戻った。
愛原「いやあ、参った参った」
高橋「大丈夫っスか?パールのヤツ、オーリョーしてませんでしたか?」
愛原「いや、大丈夫。それに、ズボンの小銭くらい横領されてもしょうがない」
リサ「いくら入れてたの?」
愛原「銀行に行って両替してた500円玉の束の一部だよ。指導する立場の俺が、何とも情けない」
高橋「人間、誰しも間違いはありますよ」
リサ「そ、そうだよね。だから、わたしが間違って人食いしても……」
高橋「オメーは人間じゃねーんだから、許されるわけねーべよ!!」
愛原「そこは絶対に気をつけてね?」
リサ「はーい……」
愛原「というわけで、口止め料」
高橋「えっ?」
愛原は高橋とリサに、ピカピカの真新しい500円硬貨を1枚ずつ渡した。
愛原「因みに3枚入ってたから。1枚はパールにあげた」
高橋「いいんスか?」
愛原「だから、この事は内緒な?」
リサ「これでタバコでも買いなよってこと」
高橋「な、なるほど……」
愛原「今日はリサと出かけるから、昼は要らないよ。昼は2人で適当に食ってて」
高橋「分かりました」
愛原「夕飯までには帰るから」
リサ「お兄ちゃんに、夕食作るの手伝えって言われた」
愛原「そうか。因みに夕飯は?」
高橋「カレーにしようかと。余れば、月曜日も朝カレーできます」
愛原「分かった。それじゃ、それまでに帰るようにするよ」
高橋「お願いします」
リサから見て、今の愛原は普通だった。
リサ(なるほど……。そうか)
リサは中等部からも含めて6年近くの学校生活の中、変わった光景を見ることもあった。
校内でオ○ニーしている男子生徒を見たこともある。
終わった後、何食わぬ顔して教室に戻っていたのが印象的だった。
リサ(あれと同じか……)
さすがのリサも、学校でオ○ニーはしたことはないが、家ではよくする。
イッた後は、しばらく余韻に浸って動けないことも多々ある。
愛原「今日のリサは、随分ボーッとしてるな?体の具合が悪いのか?」
リサ「い、いや、そんなことないよ。まだ、目が覚めてないだけ」
愛原「飲み物、ジュースじゃなくて、コーヒーにするか?」
リサ「そ、そうだね」
愛原「高橋、リサにもコーヒー淹れてやってくれ」
高橋「ハイ。思いっ切り濃い目にしますか?」
リサ「ふ、フツーでいいよ!」
辛党のリサだが、別にコーヒーはビター派というわけでもない。
というか、そもそもコーヒー自体、嫌いというわけではないが、愛原のように大好きというわけでもない。
[同日10時03分 天候:曇 同地区内 菊川駅前バス停→都営バス業11系統車内]
出かける前、リサは体操服とブルマから別の服に着替えた。
今日は少し趣向を変えて、制服風のスタイルにした。
ブラウスの上にニットのベストを着用し、首にはリボンを着けて、下はチェック柄のプリーツスカート。
上着はブレザーではなく、フード付きのパーカーを羽織っている。
愛原「今日はいつもと少し違う服だな?」
リサ「前に、ヨドバシ達と買い物に行った時に買った服」
愛原「殆ど制服だな、それは」
リサ「ねー?」
これを着た目的は、他にある。
ブラウスの下には、ブラジャーしか着けていない。
もしもこれにまた自分の体臭を着ければ、愛原が夜中に発情してくれるかもしれない。
その時、自分がそこに飛び込めば……。
リサはニッと笑った。
愛原「おっ、バスが来た。行きはあれに乗って行くぞ」
リサ「分かった」
家の近所のバス停でバスを待っていると、ちょうど新橋行きのバスがやってきた。
前扉からバスに乗り込む。
愛原「大人2名で」
運転手「はい。……どうぞ」
今日は愛原が連れて行くからと、バス代は愛原が出してくれた。
後ろの方の空いている2人席に座る。
観光地のスカイツリーの方に行くバスは賑わっていたが、逆に都心の方に行くこっち側の方が少し客は少ない。
本当に新橋まで急ぎで行くなら、1回の乗り継ぎはあっても、電車の方が早いからである。
〔発車致します。お掴まり下さい〕
バスは折り戸式の前扉と、引き戸式の中扉を閉めると発車した。
まずは三ツ目通りを南下する。
〔ピンポーン♪ 毎度、都営バスをご利用頂き、ありがとうございます。このバスは東京都現代美術館前、豊洲駅前、勝どき橋南詰経由、新橋行きでございます。次は森下五丁目、森下五丁目でございます〕
リサ「帰りは違うルートなの?」
愛原「リサも買い物したいって言ってただろ?付き合うよ」
リサ「! ありがとう!」
リサ「おはよう……」
日曜日の朝、どんよりと曇った空。
そんな中、リサは4階の部屋から降りて来た。
今度は変な夢を見ることはなかったが。
高橋「起きたか。さっさと朝飯食っちまえ」
リサ「んー」
3階の浴室の脱衣所からは、洗濯機の音がする。
この場にパールがいないところをみると、洗濯をしているのだろう。
高橋がサンドイッチを作っていた。
リサ「先生は?」
高橋「今、お手洗いだ」
しばらくすると、3階のトイレから愛原が戻って来た。
愛原「おはよう」
高橋「おはようございます!先生、朝食をどうぞ!」
愛原「ありがとう。早速頂くよ。……おや、リサ?オマエは食べないのか?」
目の前に、自分の使用済みブラウスでオ○ニーしたダーリンがいる。
そう思うと、リサは愛原を直視できなかった。
リサ「た、食べる!」
リサは目の前のサンドイッチにがっついた。
リサ「ぱ、パールは今、洗濯してるんだよね!?」
高橋「ああ。それがどうした?オメーもたまには手伝え」
リサ「わ、分かってるよ!」
愛原「もしかして、ポケットの中に何か入れっ放しだったとか?」
リサ「そ、そうじゃなくて……」
すると、洗濯機の方から……。
パール「愛原先生、ちょっと宜しいですかー?」
と、パールが愛原を呼ぶ声が聞こえた。
愛原「って、いっけね!俺がズボンのポケットに小銭入れっぱだった!」
高橋「はあ……」
愛原は慌てて席を立つと、洗濯機の方に走って行った。
高橋「で、オメーは何なんだ?」
リサ「いや、昨日の戦いで、ブラウスが臭ってたから、大丈夫かなぁと思って……」
高橋「パールが何も言ってこないってことは、大丈夫ってこったろ」
リサ「そ、そうか。い、いやね、わたしの体臭が気になるみたいで……」
高橋「肉の食い過ぎだ、オメーは!」
リサ「そ、そうだね。う、うん……」
リサは笑って取り繕った。
高橋「今日は夕飯の手伝いしろよ?」
リサ「分かったよ」
愛原が戻った。
愛原「いやあ、参った参った」
高橋「大丈夫っスか?パールのヤツ、オーリョーしてませんでしたか?」
愛原「いや、大丈夫。それに、ズボンの小銭くらい横領されてもしょうがない」
リサ「いくら入れてたの?」
愛原「銀行に行って両替してた500円玉の束の一部だよ。指導する立場の俺が、何とも情けない」
高橋「人間、誰しも間違いはありますよ」
リサ「そ、そうだよね。だから、わたしが間違って人食いしても……」
高橋「オメーは人間じゃねーんだから、許されるわけねーべよ!!」
愛原「そこは絶対に気をつけてね?」
リサ「はーい……」
愛原「というわけで、口止め料」
高橋「えっ?」
愛原は高橋とリサに、ピカピカの真新しい500円硬貨を1枚ずつ渡した。
愛原「因みに3枚入ってたから。1枚はパールにあげた」
高橋「いいんスか?」
愛原「だから、この事は内緒な?」
リサ「これでタバコでも買いなよってこと」
高橋「な、なるほど……」
愛原「今日はリサと出かけるから、昼は要らないよ。昼は2人で適当に食ってて」
高橋「分かりました」
愛原「夕飯までには帰るから」
リサ「お兄ちゃんに、夕食作るの手伝えって言われた」
愛原「そうか。因みに夕飯は?」
高橋「カレーにしようかと。余れば、月曜日も朝カレーできます」
愛原「分かった。それじゃ、それまでに帰るようにするよ」
高橋「お願いします」
リサから見て、今の愛原は普通だった。
リサ(なるほど……。そうか)
リサは中等部からも含めて6年近くの学校生活の中、変わった光景を見ることもあった。
校内でオ○ニーしている男子生徒を見たこともある。
終わった後、何食わぬ顔して教室に戻っていたのが印象的だった。
リサ(あれと同じか……)
さすがのリサも、学校でオ○ニーはしたことはないが、家ではよくする。
イッた後は、しばらく余韻に浸って動けないことも多々ある。
愛原「今日のリサは、随分ボーッとしてるな?体の具合が悪いのか?」
リサ「い、いや、そんなことないよ。まだ、目が覚めてないだけ」
愛原「飲み物、ジュースじゃなくて、コーヒーにするか?」
リサ「そ、そうだね」
愛原「高橋、リサにもコーヒー淹れてやってくれ」
高橋「ハイ。思いっ切り濃い目にしますか?」
リサ「ふ、フツーでいいよ!」
辛党のリサだが、別にコーヒーはビター派というわけでもない。
というか、そもそもコーヒー自体、嫌いというわけではないが、愛原のように大好きというわけでもない。
[同日10時03分 天候:曇 同地区内 菊川駅前バス停→都営バス業11系統車内]
出かける前、リサは体操服とブルマから別の服に着替えた。
今日は少し趣向を変えて、制服風のスタイルにした。
ブラウスの上にニットのベストを着用し、首にはリボンを着けて、下はチェック柄のプリーツスカート。
上着はブレザーではなく、フード付きのパーカーを羽織っている。
愛原「今日はいつもと少し違う服だな?」
リサ「前に、ヨドバシ達と買い物に行った時に買った服」
愛原「殆ど制服だな、それは」
リサ「ねー?」
これを着た目的は、他にある。
ブラウスの下には、ブラジャーしか着けていない。
もしもこれにまた自分の体臭を着ければ、愛原が夜中に発情してくれるかもしれない。
その時、自分がそこに飛び込めば……。
リサはニッと笑った。
愛原「おっ、バスが来た。行きはあれに乗って行くぞ」
リサ「分かった」
家の近所のバス停でバスを待っていると、ちょうど新橋行きのバスがやってきた。
前扉からバスに乗り込む。
愛原「大人2名で」
運転手「はい。……どうぞ」
今日は愛原が連れて行くからと、バス代は愛原が出してくれた。
後ろの方の空いている2人席に座る。
観光地のスカイツリーの方に行くバスは賑わっていたが、逆に都心の方に行くこっち側の方が少し客は少ない。
本当に新橋まで急ぎで行くなら、1回の乗り継ぎはあっても、電車の方が早いからである。
〔発車致します。お掴まり下さい〕
バスは折り戸式の前扉と、引き戸式の中扉を閉めると発車した。
まずは三ツ目通りを南下する。
〔ピンポーン♪ 毎度、都営バスをご利用頂き、ありがとうございます。このバスは東京都現代美術館前、豊洲駅前、勝どき橋南詰経由、新橋行きでございます。次は森下五丁目、森下五丁目でございます〕
リサ「帰りは違うルートなの?」
愛原「リサも買い物したいって言ってただろ?付き合うよ」
リサ「! ありがとう!」
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