Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

ディズニーランドとマクドナルドの人材育成術   西村秀幸(エール出版)

2013年10月31日 | 本と雑誌

Hitorigaten

 人口減少に伴い、労働力不足が取り沙汰される一方、労働環境や就業条件が悪化の一途を辿り、「黒企業」と称し魔女狩りに躍起になる…
 政治の本質が、「国民に働く場所を用意し、三度の飯を食べてもらい、外国と喧嘩せず島国で豊かに穏やかに暮らしてもらうこと」であるとすれば、若者たちに働く場を与えるとともに、その厳しさ辛さは元より、苦労した後の達成感や他人から感謝される喜び等を正しく伝えることもまた、大人たちの責任ではないだろうか…

○ロッキード事件(S51):社員は一切協力せず
○リクルート事件(S63):中堅社員が積極的に調査に協力
○行動規範の相違:「会社」か「自分」か?
○マネージャー:店員をいかにうまく使って、目標どうり達成させるかが仕事
○本来商売とは、売る側が売るものや提供するサービスを決め、それを自分たちが思う方法で客にアピールする
○ディズニーランド:同時に「夢」の空間を体感する境界線のないゲストとキャスト
○映画監督「加藤泰」:声を掛ける。エキストラ一人ひとりの役割を説明
○就業中のみ仕事モードに切り替えることは今の若者にとってそれほど抵抗感はない
○会社そのものの中味 → 会社の存在意義やコンセプト → そこで働くに当たっての価値観
○笑顔が客にどのような効果をもたらすのかといったことを説明すれば、そこで働こうという意志がある限り理想的な笑顔が出るような努力・工夫をするようになる
○初期教育のポイント:
 ①ポジショニングを明確にしてやる
 ②チームワークを理解させる
 ③できる限り短期間で行う
 ④受ける者のみになってプログラムを作る
 ⑤ビジュアルを多用する

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