おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の87ページ「地域別に見た一人当たり所得」をみましたが、今日は89ページ「域外需要と域内需要の安定性」をみていきます。
下図から都道府県別に製造業の割合と経済成長率のばらつきの関係をみると、製造業の割合が高いほど経済成長率のばらつきが高いという関係がありますが、非製造業の割合が高いほど経済成長率のばらつきは小さいことが分かります。
これは広く市場から需要を獲得することには不確実性が伴うことの根拠を示したものですが、この結果について白書は、地域経済の安定的な成長のためには、十分な域内需要の存在も重要である。
また、少子高齢化に代表される経済・社会構造の変化は需要の変化を伴うものであるため、こうした需要の変化への対応力もまた地域経済の成長の重要な視点である、とあります。
いかなる地域においても一定の市場はあるが、その需要を獲得するためには、常に変化する顧客のニーズに、迅速に対応力しなくてはならない、ということですね!
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昨日は中小企業白書(2015年版)の87ページ「地域別に見た一人当たり所得」をみましたが、今日は89ページ「域外需要と域内需要の安定性」をみていきます。
下図から都道府県別に製造業の割合と経済成長率のばらつきの関係をみると、製造業の割合が高いほど経済成長率のばらつきが高いという関係がありますが、非製造業の割合が高いほど経済成長率のばらつきは小さいことが分かります。
これは広く市場から需要を獲得することには不確実性が伴うことの根拠を示したものですが、この結果について白書は、地域経済の安定的な成長のためには、十分な域内需要の存在も重要である。
また、少子高齢化に代表される経済・社会構造の変化は需要の変化を伴うものであるため、こうした需要の変化への対応力もまた地域経済の成長の重要な視点である、とあります。
いかなる地域においても一定の市場はあるが、その需要を獲得するためには、常に変化する顧客のニーズに、迅速に対応力しなくてはならない、ということですね!
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