おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の124ページ「企業規模別、業種別に見た需要志向の違い」をみましたが、今日は125ページ「需要志向型別に見たイノベーション活動の状況」をみます。
下図から需要志向(広域需要志向/地域需要志向)別に見たイノベーション活動の状況を見ると、全ての業種において広域需要志向型の企業の方が地域需要志向型の企業に比べてイノベーション活動が活発であることが分かります。
この結果について白書は、広域な需要をターゲットにした場合、多様なニーズに応える必要性が増え、また、競合他社も増加し、他社との差別化を図るために新しい商品・サービスの提供、あるいは大幅な改善が必要になることから、イノベーション活動を行う動機が生まれやすい傾向にあるためと考えられる。
他方、地域需要志向型の企業は広域需要志向型の企業と比べて競争が激しくないと考えられ、このようなイノベーション活動を行う動機が生まれにくい状況になっていると思われる、とあります。
ターゲットを拡げると、ニーズが多様化する、大海の一滴がイノベーションのきっかけということですね!
昨日は中小企業白書(2015年版)の124ページ「企業規模別、業種別に見た需要志向の違い」をみましたが、今日は125ページ「需要志向型別に見たイノベーション活動の状況」をみます。
下図から需要志向(広域需要志向/地域需要志向)別に見たイノベーション活動の状況を見ると、全ての業種において広域需要志向型の企業の方が地域需要志向型の企業に比べてイノベーション活動が活発であることが分かります。
この結果について白書は、広域な需要をターゲットにした場合、多様なニーズに応える必要性が増え、また、競合他社も増加し、他社との差別化を図るために新しい商品・サービスの提供、あるいは大幅な改善が必要になることから、イノベーション活動を行う動機が生まれやすい傾向にあるためと考えられる。
他方、地域需要志向型の企業は広域需要志向型の企業と比べて競争が激しくないと考えられ、このようなイノベーション活動を行う動機が生まれにくい状況になっていると思われる、とあります。
ターゲットを拡げると、ニーズが多様化する、大海の一滴がイノベーションのきっかけということですね!