中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

経営戦略の分水嶺!

2012年01月19日 04時35分25秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日の続きです。新興国市場における最重要顧客層は「富裕層」ですが、将来は「中間層」であることを確認しました。

では、その戦略はどのようなものなのでしょうか?
ものづくり白書144ページに「新興国市場で最も重視する戦略」というグラフがあります。

これを見ると、利益増加企業は「製品戦略」、利益横ばい企業は「価格戦略」、利益減少企業は「販売促進戦略」と利益により採用している経営戦略が異なることが分かります。

製品力が強い企業は値引きや宣伝をしないから利益が増加するのは当たり前と結果論で考えるのではなく、トップの意思決定としてこれから「価格戦略」や「販売促進戦略」を採用しようと考えているならば、「製品戦略」の余地がないのか一考しなければならないと考えるようにしたいですね。

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