材料のこと



卵がかわりました。

今度の卵は岩手県の里山共生農場「うたがき優命園」河内山さん家族の育てる鶏の卵。
安全で、よりおいしい卵になりました。

ストレスを与えない心地のよい場所をつくり育てる鶏は全部で500羽。
日本で生まれのひよこから育てています。
河内山さんがきちんと手をかけて育てることのできる数だそうです。


こちらの農場の一番のこだわりは餌です。
国産&自家飼料の餌を与えています。


・県産の小麦・米の穀類
・自家配合飼料(おからや魚粕類・米ぬか、牡蠣殻を発酵)
・無農薬で栽培しているカボチャ・カブ
・自生しているハコベやクローバー

などをたっぷりたべさせています。

輸入の肥料にはたよらず、トウモロコシや着色料なども一切与えていないため、
卵黄の色がうすく「レモン色」をしています。

ここまで徹底した餌にするのはとても大変なことなのです。
とてもクリアできれいな味わい。
ごまかしのきかない卵なのです。

お菓子を作って驚いたのは、ほかの素材の味が今までよりはっきりとでること。
砂糖の甘さを強く感じるようになりました。
レシピの調整をしなくてはならないほど、ちがいがありました。

季節によって与える餌も違うため、状態も少しずつ違ってきます。
今まで、同じ卵であれば変化を意識したことはなかったのですが、
さすがにここまで自然の餌にこだわっていると、季節によって変化を感じます。
卵が生きている感じがしますね。

試行錯誤しながら、おいしい卵でお菓子を作っていきます。





コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
頑張ってください! (yacokuma)
2008-04-08 08:55:48
小麦、バターの値上げ等々。。。お菓子作り(パン屋さんなども)には厳しい現状ですね。でもいつも前向きに取り組んでらっしゃる姿をブログで拝見しながら、影ながら応援しています!!
私も秋に出産を控え、子供にどれだけ安全なものを食べさせてあげれるのか。。。いろいろ考えるこのごろです。
いつか子供にレリーサのお菓子を食べさせてあげるときを楽しみにしています。頑張ってくださいね!!
 
 
 
おからだ大切に (le risa)
2008-04-10 13:11:38

こんにちは。

材料の値上げは本当に厳しい現状です。
食の安全と物価上昇についてはニュースでもよく取り上げられるようになりましたよね。

昨年までは、水面下で動いていたバターや乳製品の値上げや不足。
ここのところは、一般家庭にも大きな影響がではじめました。
小麦粉もおおきく値上げ。
お米が見直されているのもわかります。


卵を変えて、生産者さんとお話して、安全なものを作るのは大変なんだとあらためて思いました。
手を掛けて、そしてコストもかかるんですね。

価格と安全性は比例しているのだなと。


どこまでこだわるかは個人差ですが、
できるだけ安全でからだにいいものをいただだきたいですね。


 
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