6月15日 いまの私の住処から最も近い城跡が関戸城址です。天守台跡に行くには、セイセキの駅から、くねくねした「いろは坂」を登るのですが、今日は初めてバスで登ってみました。
江戸時代後半(1845年ころ)の「調布玉川惣画図」という絵巻に描かれた関戸城のあった「城山」です。右寄りの最も高い部分に天守台があり、関戸村もこの丘陵の左寄りにありました。
この階段を登りきると、「天守台(関戸城跡)」と書かれた、めだたない標識があります。いま、城跡は遺構のかけらもない住宅街になっています。
天守台跡近くにある「金毘羅神社」。大物主命を祀ったお宮ですが、いまはアニメ「耳をすませば」の舞台として有名になりました。
こぢんまりとしたお社は緑に蔽われて、人影はありません。瑠璃色のアジサイがきれい。
丘を下って観音寺へ
このお寺はウチから近いし、澁澤一族の菩提寺の華蔵寺(埼玉県深谷市)と同じ真言宗豊山派なので、一度、お参りに行きたいと思っていました。
お寺の入口に、「相澤五流・伴主父子の墓」と書いてありました。相澤五流ってだれ?・・・五流(1746~1822)は関戸村の名主さんで、息子の伴主(上の絵)は、あの「調布玉川惣画図」という絵巻を刊行した人なんですって。伴主が自分で下絵を描いて、江戸の絵師に描かせたそうです。えらい人なんだ。
御本尊の観音様のコピーが置いてあって、「手を触れて願い事をしてください」だって。小さな観音様をナデナデして、「コロナが早く終わりますように」。
石庭があって、かわいい仏さまが6体。大きいのも小さいのも、寝転んでるのもいます。
境内の一隅に、「観音寺石仏 六観音」。6体の観音様のお像が並んでいます。1781年建立ですって。聖観音、馬頭観音、千手観音、十一面観音、准胝観音、如意輪観音…観音様もいろいろいらっしゃいますね。1体ずつアップで撮ればよかった。
弘法大師の御像やお地蔵さまも。拝観するものがいろいろあるお寺でした。
帰りに、ウチのマンションの裏のミニ公園によったら、紫陽花がきれ~い! 梅の実がたくさん落ちてたけど、半分は腐ってました。もっと早く拾えばよかったわ。
晩ご飯にポテト・オムレツ
新じゃがの薄切りとウインナを炒めて、チーズを混ぜた卵を入れて焼いたスペイン風オムレツ。おいしくて毎日でも食べたい。今度はトマト入り、コーン入り、キノコ入りもしよう。
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