1月30日 名編集者として知られた元マガジンハウス副社長の甘糟章さんが昨11月逝去され、今日は「お別れの会」です。甘糟さんには昔、仕事でお世話になったし、奥様の幸子さんとは古~いお友だちです。
正午近く、会場の日比谷の東京会館12階ロイヤルルームに行きました。広い会場もいっぱいに大勢の方が見えていました。
お花がいっぱいの祭壇に懐かしい甘糟さんの笑顔のお写真。甘糟さんが手がけた「平凡パンチ」や「アンアン」「クロワッサン」等々の雑誌の表紙がずらりと並んでいました。
みんなで順番に白いカーネーションを捧げて、お別れをしました。
スピーチする甘糟幸子さんとお嬢さんのりり子さん。母娘とも作家です。「好きなお仕事ができて、幸せな人生だった」とおっしゃって逝かれたそうです。
久しぶりの懐かしい方々に何人もお会いしました。この頃テレビで見かけなくなった「なんとなくクリスタル」の田中康夫氏や、作家の澤地久枝さんといったお顔も。幸子さんと“鎌倉友だち“の義姉・龍子も来ていました。
一昨年、エーゲ海の島の「ホメロスを読む会」にご一緒した詩人の高橋睦郎さんも。紋付袴がお似合いです。作家・翻訳家の道下匡子さんとも初めてお話ししました。
12階の窓から皇居のお濠が見下ろせます。帰りは京王線組の楠侑子さんと。侑子さんは何年か前まで渋谷の小劇場「ジャン・ジアン」でお芝居していた女優さんで、劇作家・別役実さんの奥様です。私とはトルコ友だちでもあります。
いろんな方とお会いして楽しい会でした。お友だちとのおつきあいを大切にしていらした章さんも喜んでくださったことと思います。
いろんな方とお会いして楽しい会でした。お友だちとのおつきあいを大切にしていらした章さんも喜んでくださったことと思います。
今日のデザートはキャロット・ボール
昨夜、トルコのオヤツ、ニンジン・ボールが食べたくなって、ささっとつくりました。
ニンジンをすりおろし、お砂糖とバターでちょっと炒めます。お砂糖じゃなく蜂蜜でもおいしい。
ビスケットをプロセッサで砕いてニンジンと混ぜ、シナモン粉も多いめに入れます。ビスケットはシンプルなのがいいです。
ころころかわいく丸めて、ココナツ・パウダーをまぶします。
簡単なのに不思議なおいしさ。ニンジンとシナモンとココナツの風味がいいのです。
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