サチコのときどきダイアリー

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3時間余の映画の試写、充足感と疲労感

2019年10月09日 | トルコ関係
 10月8日 あの「雪の轍」でカンヌ国際映画祭パルムドール大賞を獲ったトルコの映画監督ヌリ・ビルゲ・ジェイランの新作「読まれなかった小説」の試写です。興味ありそうなヨーコさんを誘って、いそいそ京橋に出かけました。


作家を夢見る主人公シナンと賭事が好きな小学校教師の父。相容れなかった2人の心を通い合わせたのは、シナンが書いた小説でした。トルコ・エーゲ海地方の美しい風景をバックに、シナンと彼にかかわる人々の対話がつづきます。


ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督は世界93の賞に輝くトルコの巨匠。この父子の物語には、監督自身の人生も反映させているそうです。


大学を出たばかりの若者が、小説家になろうとしても道は険しい。教職に就くか、兵役に行くか・・・。


美しい風景も、この映画のみどころ。ストーリーは主人公と彼に関わる人々との長い対話とともに展開してゆきます。


見終わって、ずっしり大部の小説を読んだような充実感と心の安らぎが残ります。私、短かい映画評を頼まれているので、3時間8分、しっかり見て、少々疲れました。ロードショウでは休憩入れるでしょうね。

  「読まれなかった小説」 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督
  11月29日(金)からロードショー 新宿武蔵野館  ヒューマントラストシネマ有楽町


   晩ご飯はタイ料理

 

適当に見つけたタイ料理店に入ってみましたけど、ちょっとハズレだったかな。トムヤム・サラダとトムヤムポテト。パパイアのサラダはピーナッも入って珍しかったけど、甘酸っぱ辛い味は、なんかイマイチ。


フォー入りのトムヤム・クンですけど、これもイマイチ。私、昔、バンコクに通って、タイのおいしいものいろいろ食べているので・・・。


タイ式カボチャ・プリンです。プリンのプルプル感はないけど、やたら甘酸っぱ辛い後に、ホッとしました。


河岸を変えて、スタバのアウトサイド・シートで、おしゃべりたっぷり。ちょっと銀ブラしてから帰りました。


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