木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

1990年代前半から日本に広まった足の裏マッサージ

2024-06-04 10:10:46 | 随想
今では至る場所で見られるようになった
リフレクソロジー、足の裏マッサージ。
更にはボディケア、ボディアロマ、リンパマッサージ
やオイルマッサージ、ハンドリフレクソロジー
まで進化して多彩になりました。

私は幼児の頃から足の裏をこすったり、くすぐる
事が心地良く好きでした。
時々イタズラで子供同士が足の裏をくすぐる時も
他の子供らはくすぐったくて悶絶していきますが
私は気持ち良くてうっとりしていたものです。
しかし当時はまだ日本にはリフレクソロジーや
足の裏マッサージという発想が無い時代でした。

せいぜいが青竹踏み程度があるくらいで足の裏
のマッサージを時々自らが求める私は
「変わってるねえ」
と言われたりしたものです。
変わってると言われても子供心に足の裏をこすったり
マッサージしたら気持ち良いのだから何故、それで
変わっていると言われるのかと不満でした。

私が初めて足の裏マッサージを見つけて店に
入ったのは私が24歳の時でした。
1998年頃ですね。
仕事帰りに大阪の梅田にて足の裏マッサージ
の店の前を通りがかり、まさに探し求めていた
のはこれだと飲みの誘いを断って入店しました。
初めて60分の足の裏マッサージを受けた時の
新鮮な感覚は覚えています。
当時は都市部を中心に日本にリフレクソロジー、
足の裏マッサージが導入され普及し始めた時期
でした。
相場は60分で6000円程。
20代前半の会社員だった当時の私には楽な
出費ではありませんでしたが、以降、足の裏
マッサージに嵌り仕事帰りに大阪や京都の店に
よく入りました。
月に3回〜4回は足の裏マッサージを受ける
ようになりました。

足の裏はどこを押しても何かのツボですから
施術者の方がある部位を押すと胃や腸がグルグル
と鳴ったり頭頂部に血流が流れていくのが感じら
れたりと様々に体感しました。
これまでに足の裏マッサージ、リフレクソロジー
に費やした累積金額はどう計算しても数百万円
には達しているでしょう。
50歳の今日まで全く病気にもならず内臓疾患も
皆無なのは24歳からしばしば受けてきた足の裏
マッサージ、リフレクソロジーによる効果かも
知れませんね。
足の裏マッサージは内臓を内側から整える効果
を体感しました。
また足の裏マッサージは疲労回復だけではなく
気持ちもほぐれていきます。
ストレスで固くなるのは身体だけでなく気持ち
や心も固まりますから施術者により心もほぐされ
てきました。

時代が進むにつれ施術者の技術や環境も合わせて
進化を重ね、リラックス音楽やヒーリング音楽も
施術の店舗には必須なアイテムとなりました。
また施術者も進化し、いつしかセラピストや
リフレクソロジスト等という呼称になりました。

やがて足の裏マッサージだけでなく全身マッサージ
も受けるようになり、更には全身オイルマッサージ、
全身アロマテラピー、全身オイルトリートメント
なども多彩に受けるようになりました。
30代からは月に2回は全身オイルトリートメント、
全身オイルマッサージを毎回120分受けるように
なりました。
120分の施術で1万3000円〜1万5000円
が全身アロマセラピーの相場でしたね。
特に背中のコリや張りが酷い私は普通に座るだけ
でも辛いくらいに背面がパンパンに張ることが
あります。
そういう時は全身オイルマッサージ120分を
受けてほぐしてもらいました。

オイルの香りも様々にあり、癒やし効果を増しました。
オイルもリラックス効果のものから様々な用途が
あり施術の空間から様々な広がりが生まれます。
胸や背中、腕などに詰まったリンパをセラピスト
が巧みな施術で流してくれて随分と蘇生しました。

また施術終了後には水か白湯を飲むと老廃物が
より排出されやすくなるので必要ですが時代が
進むに連れて施術終了後に水や白湯だけでなく
ハーブティーが提供されるようにもなり癒やしの
空間も様々に広がりが増えて二ーズも多彩に
なっていきましたね。

また近年では温泉施設にリフレクソロジーや
ボディアロマを受けるスペースや店舗も併設
される環境も次第に増えてきて、温泉入浴や
マッサージ、食事、リラックスを合わせながら
日帰りでも数時間滞在するスタイルも定着して
きました。
良質な温泉とリフレクソロジー、ボディアロマを
組み合わせれば癒やしや疲労回復の相乗効果も
高いですね。

受け慣れてくると私の体感や目も肥えてきて
仕事帰りや休日にブラリと街を散策しながら
隠れ家みたいな施術の店を嗅ぎつけて探し出せる
ようになりました。
また施術を受け慣れてくると施術開始から数分
で腕の良いセラピストとそうでないセラピストの
力量の違いも見抜くようになり、いつしか
指名する贔屓のセラピストも何人かいました。

日本には疲労回復ビジネス、疲労回復産業、
健康分野が大きなマーケットになっていくだろう
と30代辺りから感じてきました。
何故ならば日本人の大半のビジネスパーソンは
疲労しているからです。
帰路につく電車内でいつしか眠りに落ちる
サラリーマンの姿は眠さからではなく疲労困憊
から来るものだなと感じてきました。

また疲労回復だけでなく、仕事と自宅とのスペース
以外の癒やしの空間としてリフレクソロジーや
ボディアロマは日本で大きな疲労回復ビジネス
や癒やしの場として伸びるだろうと感じていました。

疲労回復、身体のメンテナンスは大切ですね。

しかしコロナ禍以降、施術をするセラピストに
新たな被害が生じ始めました。
来客の大半がワクチンを打っていることから
被るシェディング被害です。
セラピストやリフレクソロジストの手が腫れたり
セラピストに湿疹が生じたりする被害が随所に
出るようになりました。

こうして見るとコロナワクチンはあらゆる場所
に被害を生じています。
シェディング被害対策分野も新たな大きな
需要になりますね。

様々な環境の変化を踏まえながら疲労回復や
身体のメンテナンスはしっかりと心がけたいですね。
身体が整えば心や気持ちも整ってきますから。


コメント
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