人の気持ちは陽と陰とがあります。
陽の気は人を開放的に前向きに
言動させます。
陰の気は人を慎ましく控えめに
言動させます。
昨夜は日本各地で陽の気による人々
の言動で飲食店や居酒屋は多少の売上増に
なったのではないでしょうか。
ホッとした、安堵した、とりあえずは最悪の
展開は免れたという安堵感から陽の気になり
酒が旨く料理も嗜んだ人々が通常よりは
増えたのかなと感じます。
そういう意味で自民党総裁選でデマ太郎が
早々に脱落、シンジロウ議員もメディアが必死で
煽り続けた空騒ぎも空振りして脱落した事が少な
からぬ良識ある日本人に
「とりあえず日本が滅びなくて済む」
「とりあえずは最悪の展開を免れた」
という安堵感から外食や飲食で出費が増えた方々
もいるでしょう。
そういう意味ではシンジロウ議員やデマ太郎も
日本経済に多少の貢献をしたのだと言えます。
まさに景気は気から、とも言えますね。
病も気からとも言えますが、景気や病気には
土台となる気のあり方が左右する側面もあるでしょう。
景気の土台になる気も心理が冷え込めば消費は
控えますから不景気になります。
病気の土台になる気がもうダメだとネガティブに
なれば免疫は低下し更に症状が悪化したり回復が
長引く場合もあります。
幕末に支配階級はロンドンやジュネーブ、ウイ―ン
から代理人を通じて徳川に恨みを持つ薩摩や長州
にはイギリスを通じて、徳川幕府にはフランスを
通じてそれぞれに介入し、どちらを勝たせたほうが
支配階級に利となるかを冷徹に判断した上で匙加減
を重ねて薩摩や長州にイギリスを介した優れた物資
を支援し、負けさせたい徳川幕府にはフランスを
介して劣った物資の支援をしました。
仮に徳川幕府が勝利していたらフランスを介して
その後の政治や経済に介入して支配階級に利する
ような体制に導いていたでしょう。
どちらに転んでも支配階級に利するように対立する
双方に介入します。
支配階級のこのような手法を双頭作戦と言います。
あれだけ憎しみ合った、かつ鶴ヶ城城下を蹂躙した
敵の薩摩の人間に会津若松の家臣の女性が何故嫁いだ
のでしょうか。
敵対を超えて、恨みを超えてでしょうか。
人の世はそのような力学だけでは動きません。
捨松という薩摩に嫁いだ会津の女性の姿も様々な
背景が見えてきます。
さて、支配階級から見てやがて行われる日本の
総選挙はどう映っているのでしょうか。
私は昨日の大阪市内での講演会でも話しましたが
支配階級が次の総選挙でも自民党が過半数超え、
与党の座を保つと見ているならば野党代表選挙では
それに準じた結果になりますが支配階級が次の総選挙
では2009年以来の政権与党交代もあり得ると
判断したから財務省を介して支配階級の息がかかって
いる野田佳彦元首相が野党代表に返り咲く結果に
なったという私の認識を述べました。
支配階級は自民党が与党でも野党が与党になっても
どちらになっても支配階級に利する為の介入を
必ず行います。
戦後初の日本人による選挙による与党交代があった
民主党政権では支配階級を利する動きを拒んだ
鳩山由紀夫首相は潰され、後を受けた菅直人首相
の時には
・チャイナ工作員が漁船を偽装して海上保安庁
に衝突をしてきた
・コリアの李明博に対馬への軍事侵攻をさせようとした
・東日本大震災を仕掛けて脅迫した
が行われました。
次の野田佳彦首相の時に支配階級は財務省を
介して野田佳彦内閣を籠絡し消費税増税へと
誘導しました。
野田佳彦首相は消費税増税反対を唱えていたにも
かかわらず、首相官邸で突然地下道から現れた
謎の外国人に顔面をナックルパンチで殴られて
目にアザができるなどの脅迫を受けまた様々に
工作されたのか消費税増税を突然に唱え始めました。
誰の目から見ても野田佳彦首相の変節だと
映りました。
これにより消費税増税反対を公約にしていた
民主党は有権者から離反され与党から野党に転落
しました。
その野田佳彦元首相が野党の代表に返り咲きました。
これは何を意味するか。
支配階級による布石でしょう。
シンジロウ議員を傀儡首相にしたかった支配階級
でしたが様々に力学が変化して脱落。
もしも支配階級の企図した通りに事が進み
シンジロウ議員が自民党総裁になり首相になって
いたならばシンジロウ首相を通じて消費税増税へ
と誘導した筈です。
いくらメディアが空騒ぎしてもシンジロウ議員の
底の浅さ、言葉の軽さ、薄っぺらさが露見し
さすがのメディアも庇い切れず、また様々な関係者
からもダメ出しが出てシンジロウ傀儡首相の誕生
は頓挫しました。
これは良かったです。
シンジロウ傀儡首相になっていたら
・年金支給開始は80歳から
・日本人の人口は6000万人で良い
・解雇規制は緩和する
・消費税は増税
・セクシーな日本へ
という日本を破壊しかねない路線になっていたかと
思うとゾッとします。
最悪の展開は免れて日本人として安堵しました。
しかし次の総選挙で野党が与党になったとして
野田佳彦元首相が首相に返り咲いたならば
再び消費税増税に踏み切りかねません。
財務省を介して支配階級にコントロールされる
野田佳彦元首相が代表に返り咲きした意味に
日本人は気付かなければなりません。
そうなれば日本人が託した願いが再び破壊される
二の舞いになりかねません。
今の日本政府は4年連続で過去最高の税収を
更新し続けています。
それでも更に搾取したい支配階級は日本人には
還元させず更なる増税を企んでいます。
そのような轍を踏まないように私達一般国民は
しっかりと世の中に目を向けて主体的に言動して
いかなければなりません。
日本人の手に日本を取り戻し日本を日本のまま
存続させる為に主体的に言動していく事が
大切ですね。