今回の東京都知事選挙。
あまりにも掲示板ポスターが酷いです。
道徳の大切さを痛感しました。
まず卑猥なポスター。
選挙本番で掲示板に証紙を貼って貼る中身なのか？
表現の自由だとかは屁理屈です。
これは自由を履き違えています。
東京都の選挙管理委員会は一体何をしていたのか。
事前審査があるでしょう？
よくこのような卑猥なポスターを事前審査で
許可しましたね。
「我々が判断するのはポスターの縦横の長さ
や文字の大きさで中身は問いません。」
という趣旨の見解を東京都選挙管理委員会は
述べていましたが、まさにザ・役人。
公職選挙法に抵触しないからと理屈を述べて
いましたが道徳的に大問題でしょう。
中身が問題だと事前審査で何故、許可を出さない
対処ができないのか。
今の日本人はこのような判断ができなくなりました。
まともな感覚ならこのポスターの候補者には
絶対に投票しないでしょう。
それからＮＨＫを批判している政党による
ポスター掲示板ジャックのやり方も酷いですね。
完全に逆効果です。
この政党に対する印象は極めて悪くなりました。
小池百合子氏や蓮舫氏、他の候補者などを牽制する
つもりかも知れませんが、全く牽制になっていません。
牽制するつもりならば政党としてきちんと
候補者を１人に絞って擁立して選挙に臨めば
良いのですが、話題にはなってもほとんどが
否定的な意味での話題にはなりますが全員落選は
間違いなくほとんど全員が供託金没収でしょう。
法律に抵触しなければ何をやっても良いのか？
違います。
日本人は法律が金科玉条になる欠点がありますね。
悪法も法で法に従い、社会的に悪行でも該当法律
が無ければお咎めなし。
逆にこれを飲んだら末期ガンが治りましたと一般人
が宣伝したら医師法、薬事法、景表法に違反する
とされ逮捕される事例もあります。
人の生命を助けた人や医師が法律違反で逮捕され
片や猥褻ポスターや掲示板ジャックは公職選挙法
には抵触しないとされ見逃される。
まさに法律音痴の日本社会ですね。
何かが違う。
東京都知事選挙で日本人の劣化や民度劣化が
滲み出てきましたね。
道徳の大切さを感じます。
