飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

位山(くらいやま)で、スノーシュートレッキング

2012-02-05 22:20:44 | 宮笠で登山
 今日は、(昨日の筋肉痛の先遣隊が腕と腰を攻撃する中…)先週に続いて、雪の位山でスノーシュートレッキングをして楽しみました。

 今回のメンバーは、職場の山の会の仲間(一応雪山研修と銘打って!)+OB&知り合いなどなど・・・の総勢10名。天気は晴れ、風も無く気温は暖かめで、絶好の雪あそびコンディションでした。

 8時過ぎ、まずはスキー場のリフトで上まで移動。ちょっとモヤがかかっていますが、御岳、乗鞍岳、穂高、槍ヶ岳、笠ヶ岳、黒部五郎など、遠くの山までまあまあよく見えます。(右端に見える乗鞍岳には、今日山岳会の山スキー部隊が行っているはずですね。)




 そこでスノーシューをつけ、まずは1,233mの三角点(通称:ダナ山)まで上がります。先週つけた雪上のトレースは、その後の新雪で埋まってほとんどわかりません。真新しいスノーシューの足跡があり、先行者が1名いるようです。

 しばらく行くと、雪面に緑色の丸いものがありました。ヤドリギが木の上から落っこちたみたいです。緑色の茎、緑色の葉、黄色い実が、雪の上でよく目立っています。みんなで実を試食してみたら、ちょっと甘みがありました。ただ、タネを取り巻く粘り成分(繊維?)が舌の上にいつまでも残って違和感が残ります。





 とにかく天気がよく、歩いていて気持ちいい!って感じ。みんな自然などの興味・知識があり、いろんなものを見つけては、あーでもない、こーでもないと楽しい会話が弾みました。

 そのほか、雪や巨木、木の芽などを観察しながらうろうろし、11時半過ぎに山頂近くの展望広場に到着。

 山頂のあたりは積雪が約1mくらいで、いつもなら雪の下になっているサラサドウダンのやぶが頭を出していて、スノーシューで歩くのに一苦労しました。

 ここからは西に白山がよく見えました。名前のとおり、白く輝いています。




 ここで雪面を踏み固め、携帯スコップで溝を掘り、即席ランチテーブル&ベンチを作成。昨日の雪降ろしの経験が役立っている?白山を眺めながら、みんな思い思いのランチを取りました。私は(先週と同じ)雪山定番メニューの、もちとカレーうどん。あったまりました!おすそわけで頂いた白菜漬け&Kさんの秘蔵サクランボビール、おいしかった!

 気持ちい気候もあり、1時間くらい滞在。のんびりしました。研修らしく、ツェルトを使ったスノーシェルターの作り方の実演も。





 昼食後は、少し先にある山頂を目指し、そこから水場を目指しました。が、水が出ていない!いつも真冬でも出ているのに・・・しばらく続いた寒さのせいかなぁ。

 下りはみんな足も速まり、気持ちに余裕の出たメンバーは、トレースから外れてスノーシューの威力を体感していました。やっぱり誰かの足あとをついていくばかりじゃ面白くない!ですよね。

 来週は、本格的な冬山登山研修、雪と自然を楽しんだ今回と気持ちを切り替えて、登山技術習得の楽しみを追及してきます。