飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

アイスクライミング、楽しんできました。

2012-01-15 21:11:01 | 山岳会
 今日は、山岳会の研修でアイスクライミングをしてきました。

 アイスクライミングとは、登山の一部(かな?)で、冬に凍った斜面、滝などを登るもので、登山靴に12本の鉄の爪(アイゼン)をつけ、両手にピッケルを持って、両手両足を駆使し、氷の壁を登るものです(ざっとした説明ですいません・・・)

 場所は御岳。今日は時折小雪が降る穏やかな天気でした。でも気温は昼でも-6℃!
 ここは、知る人ぞ知る(?)アイスクライミングの練習場で、今回は駐車スペースに姫路ナンバーの車も止まっていました。誰が名づけたか知りませんが、「はもずしゲレンデ」などと呼ばれているようです。氷の形がはもずしのようなのでしょうか・・・。


 私は昨日岐阜に出かけていたので、一人遅れて参加。大勢のメンバー(ほかのグループも)が参加して、壁に張り付いていました。
 岩壁についた氷は、一年ぶりに見ましたが、深い蒼色で、鍾乳石のようないろんな形をしたツララも不思議&きれいでした。




 アイスクライミングは、フリークライミングと共通した体の動きもありますが、アイゼンやピッケルをうまく使い氷の壁に張り付き(というか、ぶら下がり)一手一手、一足一足あがっていきます。無駄な動きが多いと、アイゼンやピッケルが氷から離れ(つまり、落下する)、腕の筋肉もパンパンになってしまいます。実際、私は3回くらい登ったら、後は腕に力が入りませんでした・・・。

 アイスクライミングは、氷の壁を登るという非日常の極地とも言うべき体験なので、とても魅力はあります。会の先輩方の中には、雪山に分け入って、高さ何十メートルもある山中の凍りついた滝を登る、なんてことをやる方も・・・。正直「やってみたい!」という気持ちもありますが、そのためにはやはり専用のアイゼン(つま先の爪が氷に刺さりやすくなっている形のもの)とピッケル(アイスアックスと呼ばれるタイプで、氷に刺さりやすく体重をかけても外れにくいもの。グリップのところも手を保護するようなガードがついている)を買い、そのほかにも関連用具(アイスハーケンとか)もそろえなければなりません。自分としては、冬山登山の一部として氷の壁を越える技術が必要だと思うので、目的ではなく手段のひとつとしてアイスクライミングの練習をしているつもりです。ですから、基本的には自分が持っているふつうの縦走用のピッケルとアイゼンで今回のアイスクライミング研修もやっていました。(確かに、アイスアックスを借りて登ると、刺さり方や効き方が違いますが・・・)

 でも、なかなかできない体験ができ、楽しかったです。またぜひ、やってみたいです(専用の道具を買う決心はまだついていませんが・・・)。

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2 コメント

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みやてる 様 (風来坊)
2012-01-16 21:14:14
 今度は氷壁ですか!
 最後の写真の上のほうに橋が写っていますが濁河ですか?
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風来坊さんこんばんは。 (みやてるさん)
2012-01-16 22:51:34
そのとおり!
濁河温泉手前で右に曲がり、旧御岳少年自然の家に行く道の橋の下です。
橋のたもとに車が止まっていたら、おそらくアイスクライミングの人でしょう。

それにしても今日は全身が筋肉痛です!
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