飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

位山三山トレイルランニング、ショートコース魅力アップのための下見に行ってきました。

2015-11-03 22:47:21 | 走る!
 来年の開催に向けて準備が進みつつある『位山三山トレイルランニング』ですが、先日の下見でミドルコース(30㎞)はだいたいコースが固まってきましたが、ショートコースはまだぼんやりとしまままでした。
 そこで、魅力アップのために、いいコースがないかなーと、下見に行ってきました。
 候補は、位山三山の一つ『舟山(ふなやま1,476m)』です。位山三山というからには、ミドルコースの位山・川上岳(かおれだけ)に対抗し、ショートコースでは舟山と位山の山頂を踏んでいただければ、ということで、地図をじっくりみながら行ってみました。

 舟山にはスキー場があり、位山に負けないくらいの展望スポットもあります。山頂付近まで車道が通り、アンテナ群が林立しているので、登山の対象となかなか考えにくいのですが、実際は、整備された登山道があり、巨石もあるなど、様々な魅力のある山でもあります。
 スキー場を全部登るのはきついし長すぎるので、旧キャンプ場から作業道を通り、スキー場のてっぺんに出る登山道を利用するのがよさそうです。そこから登山道で登ると展望台があり、そのすぐ先に舟山山頂へと続いています。今回はこれで行ってみようっと。




 なお、行った結果のマップとデータ、標高グラフを掲載します。以下の記録文章を読む参考となればと思います。









 スキー場から舟山山頂に伸びる車道を進むと、右側に広い駐車スペースがあるキャンプ場跡地があります。そこに車をとめて、いよいよスタート。(8:32)




 あまり車は通らないのか、落ち葉に埋もれた作業道を進みます。傾斜が緩いところではちょっと走りも入れつつ、基本歩きで登っていきます。




 (マップのポイント①)スキー場頂上駅に到着。スキー場を眼下に、飛騨の山並みのパノラマが広がっています。(8:44)




 鉄の階段を登ると、いよいよ登山道に入ります。結構な傾斜で、喘ぎながら登っていきます。




 (マップのポイント②)登りきると、展望台と東屋があります。息を整えながら飛騨の大パノラマを楽しみます。(天気が良ければですが・・・)






 そこからは、オフロード車なら走れそうな広い未舗装路のアップダウンです。その先にあっけない舟山山頂(マップのナンバー③)が待っていました。




 山頂を過ぎると、アララギ湖への下りが始まります。九十九折れの道で、一気に高度を下げます。樹林帯の中の道ですが、苔むした岩場あり、滑りやすい木の橋ありで、なかなか気が抜けません。








 途中、林業でつけられた作業道と交差し、分かりにくい所がありました。注意してれば大丈夫でしょうが。




 アララギ湖到着。(マップの④) ここは道路もありトイレ、自販機もあるので、エイドの適地となりそうです。




 アララギ湖は人造湖で、ダムの堤体を渡ると位山への登りが始まります。正面に見える位山を見て、闘志がちょっとだけ湧きます。




 位山への登りは、高圧電線の巡視路と同じです。急な階段に、あえぎあえぎしながら登ります。途中巡視路と別れて、高度を稼いでいきます。
 



 左にアララギ湖展望台への道を分け、進んでいきます。途中、木の橋を渡り、またしても林業用の作業道との交差が何か所かあります。このあたりできっと、田中陽紀さんは迷ってしまったのでは?




 しばらく進むと、巨木が見えてきます。政板のミズナラです。あちこち痛みはありますが、古木の風格が漂っていて、癒されるというか、パワーをいただけるような気がします。




 マーキングに沿って尾根に登り、標高を挙げていくと突然林道に出ます。これは、モンデウススキー場から伸びる苅安林道。左に曲がって林道の終点まで進みます。ここは走るところですよねー。



 
 林道の終点からは、階段です。急なところもありますが、順調に進みます。






 はじめのうちは人工林の中を登りますが、登り飽きたころには天然のヒノキや広葉樹の森になってきます。少し進むと、位山山頂直下にある水場『天の泉』です。先日の試走会でも、ここで水を飲んだ方はおられたようでしたね。おいしい水を飲んで、もうひと踏ん張りです。




 位山山頂に到着。8.5㎞で約2時間、早い方ならもっと早いでしょうねー。累積標高差は、登り約1,000m、下り約500m。これに位山からモンデウスの下りを加えると、約14㎞の程よいショートコースとなりそうです。




 展望スポット複数あり。走れるところも急な登りもあり。エイド適地あり。位山3山のうち2山の山頂を踏める。最後はモンデウススキー場のダウンヒルで締め、と、なかなかの好コースとなりそうです。

 課題は、スタート地点への移動ですが、打ち合わせでは、ショートコースは宮の大イチイへ移動してのスタートも検討されていたくらいなので、マイクロバスは調達できるだろうという想定です。

 もう冬になっちゃいますが、先日試走会に参加していただいたどなたかに、このコースを走っていただいて、感想を伺えたらなー・・・
 


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