今年もまたバレンタインデーのチョコを姪が送ってくれた。毎年忘れずに送ってくれるので、葉書に下手な絵を描き、歌を添えるなどしてきたが、改めて整理してみるとかなりの数の拙い歌が溜まった。その数ほどのチョコを頂いたということか。姪とオジちゃんとの、年に一回の楽しい交流が何時まで続けられるだろうか。
あなうれし 君よりチョコの届きしは
新たな世紀の寿ぎなりけり
年経ても何故かほころぶ頬なるか
バレンタインのそなたのチョコは
紅の衣まとえる姫君は
まぶしかりけり かのおさなごが
麗しき美女のあふれるお写真に
小さき庵は「びじょびじょ」にして
背の君と息女の写真に文添えし
チョコ賜りぬバレンタインに
幸せの証なるかな如月の
チョコに托せる君の便りは
何方の姫君なるやかの太き
やんちゃ娘と見違えしかな
掌ひらにチョコを受ければトキメキの
はや伝わるか とけて応えぬ