入退院が重なり、入院病棟の医師や看護師の皆さんとは、いつの間にか気心が通じあえる様になった。本来は入院・加療は最低限であるべきで、したがって医療関係者と仲良しになる様では困るのだが・・・。
退院のご挨拶にチョッとだけ顔を出したら、思わぬ反応に愕いた。
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退院のご挨拶は、入院棟ナースセンタのみならず、帰宅の後にも控えていたとは・・・。
顔出せば看護師・医師らは話やめ
近くに寄り来て握手を求めぬ
高熱に堪えたは爺の闘志なりと
握る力を強める医師かな
ハイタッチ 若き笑顔の看護師らに
見送られれば 足取りも軽し
病院の闘い終えて帰宅して
明るく「ただいま!」 空元気? かな?
玄関に立てば庭木の数々は
「お帰りなさい」のご挨拶かな
この後の庭木との付き合い如何にせむ
病を抱えるご老体なれば