「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

「フェイジュアと Cameron と ご愛読・七万余ページ」

2008-07-25 12:24:35 | 和歌

 孫の Cameron が娘に伴われ、東京のマンション兼オフィスにやってきたのは、1月前だ。
娘は3週間のビジネス日程に追われるので、その間 Cameron を預かることになった。

 じじ・ばばが溜池山王まで迎えに出向き、Cameron はママにあっさりと「バイバイ」。以来、
5歳の孫はママとも離れて、たった独りで横須賀のじじ・ばば宅に長期滞在することになった。

 



             
          キャメロンの来たるを知るやフェイジュアは

          まがきに花咲きナイスミーチュウ




 Cameron が「うつろ庵」にやって来て以来、梅雨も未だ明けぬ前から、「うつろ庵」は突然に蝉が鳴き始めた。Cameron 蝉の鳴き声は、「ジジ・じじ・じーじ! ジージ!」だ。
  





             
          フェイジュアは花に雫を湛えるに

          けな気な キャメロン 涙も見せぬは




 ゴーカートを走らせて公園の芝山を上り、坂を走り下り、ゴーカートが壊れるかと思われる勢いで階段も駆け下り、笑ころげる Cameron であった。彼のセキュリティーを守るために、その情景を写した写真やビデオを掲載出来ぬのは残念だ。

 Cameron は、8月中旬には6歳の誕生日を迎えるので、お友達を大勢呼んで開くバースデーパーティーを楽しみにしている。
ニュージャージーの湖畔の別荘・レイクハウスが今のところ本宅代りだが、9月からはマンハッタンのマンションからプリスクールに通うことになることを弁えていて、レイクハウスでの誕生会には是非とも「じじ・ばばも来てよね」と、せがむ Cameron だ。

 「うつろ庵」に Cameron を預かって、聊か疲れ果てたじじ・ばばだが、孫にせがまれるとついつい甘くなって、手を曳かれてニューヨーク/ニュージャージーまでやってくる羽目になった虚庵居士である。






             
          じじばばも共に来てよとせがむ孫に

          曳かれて来りぬ海原越えて





 大勢の皆様にご愛読頂いた「虚庵居士のお遊び」は、閲覧下さったページ累計が 7月22日に70,047頁に到達しました。 
過日のブログにもご報告しましたように、2006-2007年は1頁あたり10日分の記事を、2008年は5日分の記事を掲載する設定としてあったので、足かけ3年でざっと200,000日分を皆様にお読み頂いた計算になります。

 虚庵居士は留守がちにて、加えて長期に及び更新も侭ならない状態にも拘らず、斯くも多くのご愛読を頂き、感謝・感激、涕は止まらず斗升もあふれております。






「三万余人のご来訪に感謝」

2008-07-14 23:07:40 | 和歌

 ブログ「虚庵居士のお遊び」をお訪ね下さった『三万余の多くの皆様』に、心から感謝申し上げます。

               柴の戸を訪ふあまたの方々に

           捧げまつらむ花のこころを



 嘗て、愚かな虚庵居士はブログ管理の操作を誤って、先のブログを一瞬の内にかき消して唖然としました。あれは2005年の年末のことでした。暫くは途方に暮れていましたが、気を取り直し、このブログを年の瀬も押し詰まって再び立ち上げて、明くる年の1月1日、年の初めのご挨拶と共に『「千年の友」と「落葉」-喪失顛末記』をご報告しました。

 2006年はかなり真面目に更新を続け、引き続き時間の余裕も確保出来る心算でしたが、翌2007年は「学生とシニアの対話」や原子力と環境問題の講演などに時間を取られ、すっかりブログは開店休業状態でした。この間、更新も全く途絶えていたにも拘らず、毎日20-50人もの方々がご来訪下さり、大変申し訳ない思いで御座いました。

 2008年になってからも、正直なところ更新は侭ならない日々が続いて参りましたがが、
7月12日、ご来訪下さった皆様は30,044人に到達いたしました。

 お読み頂いたページ累計は68,946頁(2006-2007年は10日分の記事/頁、2008年は5日分の記事/頁)、最大の閲覧頁数は698頁/日でした。


 皆様から頂戴しましたご支援、数々のコメント、そして無言ではありましても「そっとお立ち寄り下さった気配り」に、改めて感謝申し上げます。






               凛と立つ印度浜木綿の花茎に 

            健気な娘の思ひを偲びぬ


            人知れず湛える涕は白妙の
 
            如何なる思ひぞ花の心は


            咲き初むる蕾は羞じらい乙女ごの

            気配を湛えて匂いたつかも