「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

「恋ふる想いを」

2006-02-04 01:03:49 | 和歌
 
 色物の少ない冬の庭では、葉隠れの小さな赤い実にも、トキメキがある。
 「うつろ庵」の庭の片隅にも、鉢植えの万両が赤い小さな実をつけて、密やかに息ずいている。


  
 




             万両は恋ふる想いを秘めたるか

             紅もゆる実は誰がため



             密やかな葉隠れの実の万両に

             木漏れ日さしきてあはれなりけり






最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
万両? (お~どりん)
2006-02-04 22:51:05
初めてです・・・千両?はお正月用の生け花としてよく購入しますが



位が高そうで確かに気品のある紅い実にもったいなくも

頬ずりしたいような気に駆られます
返信する
「イヤリング」にいかが?  (虚庵)
2006-02-05 00:45:17
「うつろ庵」の万両は、お~どりん様に頬ずりして貰えて幸せものです。この実の大きさは実物大で、他所の万両よりは少し大きめ、色も鮮やかで、虚庵氏自慢のものです。



近くでしたら、「イヤリング」に仕立てて、お~どりん様に差し上げたらキットお似合いだと思いますが・・・。

返信する
光栄ですが・・・(^_^;) (お~どりん)
2006-02-06 23:39:16
一瞬サクランボ?と思いました。



ほんとですね♪イヤリングだとステキですね

(*^_^*)

返信する

コメントを投稿