クロキライディング

いつだってバイク

コニカミノルタ

2021年10月08日 23時24分23秒 | バイク

今年の春にお得意様からの注文販売で扱ったCBR600RRに続いて

このたびは同モデルのコニカミノルタカラー。

スーパースポーツモデルにはあまりご縁がありませんので、少ない機会は大事にしないといけませんね。

 

当方ツーリングを楽しんでくれている前オーナーさんでしたから

車両に不調は無いでしょうけど、年式ばかりか走行距離も重ねてきていますので

このたび当店所属となったところで、普段はなかなか手の届かないところまで、

本気の洗車を数日間にわたって実施しつつ細かいところまでコンディションのチェックや

 

これを機にできる消耗品などの交換などをやりながら

じっくりと時間をかけて復元していきます。

 

 

ココまで洗車作業にのめり込むともう慌てることも無くなってきて

掃除はラジエターのフィンの間にまで及ぶことになりました。

 

使用を重ねるうちに劣化や弛みで紛失しているネジ類や小物パーツのコンディションも全て整えて

やっとのことで試運転。

試せるだけのことをすべて試しながらの多様なライディング。

 

やっぱり良い仕上がりです(製品としての基本性能が)

一般道のワインディングではエンジン回転数を意識してコントロールしていないと

スーパースポーツとしてのキャラクターもただのイメージに終わってしまうので

存分に楽しむには集中力と体力も必要なのだけど、僕のほうでそれがなかなか維持できないから情けないところ (^_^;)

リッタースーパースポーツよりも600ccのほうがパワーが使いきれるなんてよく言われていますけど

ピークパワーを使える環境でないのなら手っ取り早くパワーを引き出せない分、むしろ600のほうが難しいのです(僕には)

 

まあ、あとはとりあえずタイヤを交換すればもう少し乗れてる気になれそう。

 

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想定外 

2021年10月07日 23時13分16秒 | メンテナンス

この前の日曜日、急患でロードサービスにて搬入された125ccスクーター

予約で詰まっている日曜日にイレギュラーに対応するのは難しいのですが、

当方にて販売の車両ですから急遽できるだけの対応をするのだけどこれが大混迷。

よくあるFUELポンプの点検に始まり、あれやこれやと進んで

もうこれ以上に疑うべきところはないんじゃないかと思われてからもなお

しぶとく故障探求を続けた結果。。。

 

FUELタンク内に異常な液体の混入を発見。

一度は覗いていますが、ガソリンの量も多かったし完全に分離してタンク底にある液体は

色も白っぽくてすぐに見分けることが難しい状態。

 

まだタンク内にサビが発生していないようですから、混入(いや投入)されてから間もなくの不調でレッカー要請と言う流れではないかと思われます。

普通、ガソリンタンクキャップはキーが無ければ開けられないことになっているのですが、

オーナーさんの日頃の習慣をお尋ねするとやっぱり (^_^;)

 

 

そうとなれば完全回復を目指すには一刻を争うのです。

燃料系に水分は大敵。

過去には水没車(川だったり海だったり)に何度となく救命処置みたいなことを

営業時間に関係なく続けたことがありますから、このままひと晩置いてしまうと取り返せなくなる可能性が高くなるのはわかっています。

FUELタンクにポンプにスロットルボディーのインジェクター内に留まる水分を完全に追い出すまで

ひたすら排出作業。

 

ん~ 牛乳? いやカ〇ピ〇? とするとウオーターなのかソーダだったのか…

 

そう言えば作業台の下に放置していた別の液体のことを思い出しました。

250ccのネイキットバイク、オイルプレッシャーが低いとの警告が表示されるらしくて

こちらの故障探求も混迷を極め何日もかかりっきりで取り組みましたが

結局のところ、エンジンオイルに異物混入(いやコチラも投入)

こちらはメーターに警告が出た後、オーナーさん自らオイルを交換してみているので

あとから僕が故障探求のあげくにオイルを抜き取った時の異常性が薄れていたのでなおさら迷いました。

全ての出来事がつながって説明がつくようになって、あとは何を投入されたのかだけ。

オーナーさん曰く「タピオカでも入れられたんですかね~」

ちょうどそのころ大流行していましたから、それまんざらでもないかも。

後はなめてみるしかない、修理のためには遂に「味覚」も使うことになるのでしょうか。

 

治ったからと言って心が晴れる修理ではありませんし、作業後の疲労も過大。

「いたずら」なんて笑い事ではない悪質な行為…酷いことしてくれますね。

 

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ウイッシュボーン

2021年10月03日 01時53分46秒 | メンテナンス

 

今日はず~っと前からご依頼をいただいていたサイドカーをお受けする予定日。

 

 

朝一から車両をせっせと移動してスペース確保。

 

何名かお見えになるウイッシュボーン構造のNKオート製のサイドカーはサイズも存在感も大きくて

ウチでお預かりするには完全にサイズオーバー。。。

作業内容を細かく刻んで極力日帰り作業になりますようご協力いただいております (^_^;)

 

 

 

サイドカーとは言え僕が作業するのはたいてい本体BMWのほう。

どの縦置きKシリーズも相当に年数を経過していますから

燃料系のコンディションは把握しておかないと

いろんな不調の出かたをしますからね。

 

タンクキャップを外せば奥の方まで見渡せるアルミタンク

ありがちなトラブルの予兆も見られず作業は予定通りに完了です。

 

サイドカーのお客さんたち、けっこう遠くまで足を延ばされているんですよね(最近はコロナで控えていらっしゃるようですけど)

僕なんかはもう近場ばかりウロチョロするだけで、ツーリングらしき事やっていないので

せめて外に出した時くらいは用事は無くても極力乗るようにしています。

だから今回も夕方前に少しだけ。

当方のEML製は当然のごとくアールズフォーク

オリジナルを優先したかったので5本使われている「KONI」をレストアの時全品再メッキでリフレッシュして使い続けています。

良いのかそうでないのかわかりませんけどサイドカーメーカーと同じオランダ製と言うことで採用。

機体の台数経験が少ないので正しく受け止めているのかわかりませんが、

しばらく乗っていなくても何故か運転は下手にはならないし、乗るのが嫌になることもないから維持活動は続きます。

 

 

 

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再開

2021年10月02日 03時13分11秒 | グルメ

今日から10月

行きつけの蕎麦屋さんも店内を改装されて本日より久しぶりの営業再開とされたようです。

知ってはいたけど、初日に押しかけて忙しくさせてしまうのはどうしたものかと自重しておくべきかとも思いましたが…

やっぱりいたたまれなくなったので作業を置いて愛車で直行!

 

大将自ら改装された店内は席数が減らされて、片隅には空気清浄機も設置されていて

 

カウンターテーブルもパーテーションを移動すれば個食環境にセッティング可能。

お休みの間、東のほうでそばも食べましたけど

やっぱりココの蕎麦が一番好き !(^^)!

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CBX

2021年10月02日 01時28分28秒 | バイク

発売されてから普通に取り扱われていた頃は販売や修理に関わることも多くありましたが、

現在の事情ではもう僕なんて関わることは不可能になっていて、最後に手を触れたのがどのくらい前のことなのかも

思い出せないくらいに縁遠い「CBX」

 

それでも多分おおらかで気長に作業の受け入れ待ちしてくださったオーナーさんからの「SPⅡの取付け」になら

なんとかお応えできるかもしれないと、久しぶりに触らせていただいたのは「CBX550」

 

車両本体を加工することなく装着できるのはわかっていますけど、

CBX400と550は初めて装着するのでなんだかいつもと違う妙な緊張感 (^_^;)

 

なんとCBX400/550の専門でいらっしゃるショップさんもあるようですが、

真摯にCBXに惚れ込んで取り組んでいらっしゃるショップさんにとって

昨今の旧車のなんだかんだの事情と言うのは、どう影響しているのでしょうか…

ともかく無事に装着できて一安心、ですがさすがに試乗は控えました。

5月からのご依頼でしたが作業は1日で集中作業。

お引き取りの都合で二晩店内に格納することになりましたから

緊張感は続きます。

 

SPⅡのプラグコード付きフルキットに同梱のプラグコード

色も渋くてカッコいいけど、表皮にネームが入っているところが凄いですね!

旧車の健康維持に有難い、もはや定番商品。

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