クロキライディング

いつだってバイク

四国タフツーリングー2

2023年12月24日 22時25分53秒 | ツーリング

 

昨日より軽度なトラブルで僕をハラハラさせてくれているR80 

これまで全くと言っていいほど起こっていなかったキャブレターからのオーバーフローによるガソリン漏れ。。。

一時的にフロートのバルブの密着が悪かったこととFUELコックを閉めていなかったことが重なって

一晩かけて少しずつ駐車場の床を湿らせてしまったみたい。

これも大したことではなく始動後しばらくは吹けが悪いことはあってもすぐに回復するはずなので

慌てることはありません。

 

さすがに今回は全員揃ってホテルの朝ごはんを食べて予定通りに高知市街を発ちました。

 

今回は四国一泊二日の行程ですから今日はもう帰る方向。

なのに、スタート後間もなく乗った「高知自動車道」を30km弱走ったところで降り、

一路東側、吉野川方面に向かう模様。

そう言えばこの高知自動車道、去年の正月(今から2年ほど前)の朝

高知から瀬戸内海側まで走ったことを思い出しました(いや忘れもしない)

あの時はまだ夜明け前の氷点下だったし路面が大丈夫なのか…このまま高速道路に規制がかかっていないことを信じていていいのか…

高所でトンネルが連続する黒く不気味なアスファルトを身も心も冷や冷やしながら走ったものです。

 

大豊ICで高速道路を降り、吉野川沿い。

まだ時間も早くて交通量も少なくて、

オレンジのセンターラインにしては素晴らしき快走。

何時もオレンジのセンターラインを踏んで追い越しすることは絶対にありませんから

地元のドライバーさんが早々に道を譲ってくださったからこそ。

 

 

 

 

大歩危峡の手前で吉野川を離れ、

先行のドライバーさん達に次々に先を譲って(偶然)いただけて祖谷渓方面に急上昇。

先頭車間距離には気を付けるように申し合わせながら走りますが、

ハザード点灯されたのなら速やかに抜かせていただかないと

電車で席を譲ったのに遠慮されたのと同じような思いをドライバーさんにさせてしまいますからね (^_^;)

 

 

 

 

 

朝から走り通しで初めての休憩、皆さんそれぞれ順番を入れ替えながら

先頭から最後尾まで付かず離れずであっという間に「かずら橋」の近く。

 

この休憩の後、たまたま僕は3番手。

前走2台の2バルブボクサーと言ったらもう、先の見通しが効かないなどの

良くない条件ほど走りに活気が見えています。

ギヤレシオとエンジン形態からくる1速へのシフトダウンはまさにピンポイントの場所とタイミング。

エンジンブレーキを制していなければ、

こんなにもことも無げにタイトコーナーに消えていくことはないでしょう。

なんらかのパーツの装着でエンジンブレーキを弱める理屈は少なくとも彼等には有りません。

 

 

 

 

後ろを走っているとガソリンの燃える匂いが高年式のバイクとは違っていて

操作にシンクロしたタイミングで、排気管よりスモークを放ちながら良い加速で離れていきます。

どちらのエンジンもメンテナンスを担当させてもらっていますけど、

そんなに回しませんよ僕なんかは (^_^;)

 

祖谷渓の小便小僧はてっきり観光プロモーションなのかと思いきや、

1968年から立っているらしいのでその遊び心を考えると十分に歴史的だと思えます。

 

 

こうしてわざわざ香川県にまで食い込んでの讃岐うどん。

 

僕はこちら「山内うどん」は2回目ですけど

メニューに拘るほどの好みは無く、「ひやあつ」と言った言葉の響きが良かったのでそれを注文。

冷たいうどんに熱いダシをかけてある…どっちがどうなのか食べ始めて知るくらいのものです (^_^;)

噛まずに飲み込むくらい素早く食さないと「ひやあつ」が双方の熱交換で「ぬるぬる」になってしまうのだと

途中のゲソ天の歯ごたえに時間をかけたことに少し後悔。

讃岐うどんのためにはみ出したルート

行きは新しくできたトンネルで直線的に直行しましたが

戻りは旧道で山越えの超快走ワインディング。

 

 

新道と旧道の良し悪しはところによりますが、ココは新道のおかげで交通量が皆無

でも時間が経つと路面コンディションが劣化するでしょうから

たぶん旧道になって間もないこのルート、凄く良い時に走れたのだと思います。

 

 

 

讃岐うどんも食べたことだし、あとは一気に帰るだけ。

徳島自動車道「井川池田IC」より高速道路で西へ西へ。

途中のジャンクションで高知自動車道に移り

 

 

 

 

そして高松自動車道「三島川之江IC」でまたしても高速道路を途中下車。

 

 

四国中央市の街を下界に置き去る長い上り勾配で先頭に担ぎ出され、

それをバックに写真撮影の役 (笑)

 

 

 

 

ノールックシャッターをきりながら、全員に次々と抜いてもらって僕は最後尾で

別子銅山へ駆け上がり新居浜へかけての長尺のワインディング。

 

 

場所や高さによって違いはありますが紅葉も見ごろ。

ただペースが速い。

景色は見ると言うより「感じる」ことしかできませんでした (^_^;)

 

 

 

 

 

ワインディングも後半、「天空のコーナー」のどれかで停まってみたりするのだろうと思っていたけど、この快走はは停めてはいけないとRTが判断して

先頭のR100のほうのRTに言わなかったのだと思います。

 

 

「マイントピア別子」に到着したところで

いったいどこまで続くのだろうと思わせるワインディング走行も終了。

転倒するような人はいませんが、バイクを壊す人もいなくてよかった。

ココまでのルートのハナシで盛り上がりながらの人目の気にならないソフトクリーム

いい歳のオジサンだけど全く躊躇なし。

初日に劣らぬ充足感で今度はホントに帰ります。

新居浜ICから高速道路に上がり

本隊は松山港、RTは途中離脱で広島へと向かいますが、

まだ走り足りない人がひとり。。。

逆方向に進んで「瀬戸中央自動車道」瀬戸大橋で船に乗らない方法で下関へ帰るとのこと。

協調性という点ではここまででもう十分だと思いますけど

さらに遠回りで走って帰るというココロとカラダのほうに感心します (^_^;)

 

本隊は時間通りに松山港へ到着。

最年長と2番目の僕にはこのフェリーは恰好の休息場所

船を降りてからの日没後の高速道路に備えて爆睡するつもり。

いつものことですけど、夕暮れ時の波穏やかな瀬戸内海はじつに美しくて。。。

 

結局、おちおち寝てもいられずに

ツーリングを振り返ることになるのです。

高速道路上で途中流れ解散で

到着間近の美東SA。

 

いつもの顔ぶれ3人で「美東チャンポン」

我々3人のツーリングが終わって現実に切り替わるのはココですね。

今回の四国タフツーリング

冬では走れない夏ルート。

山深い四国らしい高低差を楽しめる素晴らしいルートでした。

 

後日判明、遠回りのR100RTは本隊が船に乗っている間に追い越して

我々より随分早く帰宅したそうで

まるで「ウサギとカメ」物語りのよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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