かなり久しぶりのハーレー 1200スポーツスター リジットマウントのエボリューション&キャブレター車です。
普通に車検を…といったことでしたが
車検はともかくエンジンの調子がいまひとつだったので 了解を取り付けてキャブレターのメンテナンス
加速ポンプの存在が大前提のキャブレターですからダイヤフラムが網戸状態ではドライバビリティーが成り立つことはないでしょう
当然これだけで全て解決するはずも無いので このシンプルなケーヒンのCVKはしっかりとオーバーホールさせていただきました。
アタマがプラスチックのFUELジョイントもこれを機に真鍮の更新型に交換
そうそうこの頃のハーレーにはインマニのバキュームによって2つの点火時期の特性を切り替える構造になっていましたね
これはスロットルポジションセンサーと同じ目的で設けられた補正装置
FUELタンク下 メインフレームの奥に接続されること無く遊んでいるコネクターが目に付いて思い出しました… ってほとんど忘れている (*_*;
いやいや こんなことではイカン…と
極低速のアイドリング いわゆる「三拍子」に近付けるためのお手軽な手法としてこのバキュームスイッチをキャンセルすることなど
そしてキャンセルと直結と接続されたスタンダードでどう変化するのかを理屈と実走での体感と 自分なりに再度確認のため
小道具持参で夜中のライディング
雨も一休みで路面もドライ 空気もひんやりで気持ち良し
吸排気はすべてスタンダードですがこの頃までのリジットスポーツスターは排気音も歯切れ良く
僕としては十分に「いい音」なんでありまして、夜の走行でも大通りならば気兼ねなし (^_^)
低いアイドリングをさせるなら点火時期は遅く、燃費向上やクルージング快適を狙うなら早く
急加速の高負荷時は大きく遅らせる
この年式でも既に低排出ガスが求められているエンジンだからあれこれ補正していないと達成に近づけないのですね
過去に低いアイドリングをさせるためにリレー回路を追加してニュートラルポジションの時だけ
点火時期を遅らせるようなこと… 当時の社長様と取り組んだことを懐かしく思い出しました。
ハーレー 全然詳しくないですけど
知っていたことで対応できてよかったです。
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