クロキライディング

いつだってバイク

太平洋

2023年01月15日 23時16分02秒 | ツーリング

ビジネスホテル的な宿泊の朝はたいてい早朝に発つので、朝食をとることはほぼ無いのですが、

今回の四国は室戸岬に日の出を見に行く予定もなく、

久しぶりですから和食ではないほうを選んで食べることにしました。

朝にご飯を食べるのは去年の秋の一泊ツーリング以来。

午前7時半、高知の電車通りの気温は3℃くらい。

今日も天気は穏やかでもう何年も続けてお正月にバイクで出かけているので

これぞ正月気分と言ってもいいくらい。

 

そして「太平洋」

四国は室戸岬と足摺岬、南九州は都井岬に佐多岬に枕崎など、

気が付けば年始はなんらか太平洋を拝んでいますね、ありがたいことです。

この季節にバイクで日本海を見ることは積雪のため難しいけど、穏やかな年明けに真っ青な太平洋を望むのは可能です。

 

 

これだけ天気が穏やかでも走れるエリアはある程度限定されるので、

ルートはやはり土佐湾寄り。

 

リアス式海岸を持つ横浪半島の峰に沿って東西に走る爽快なドライブコース「横浪黒潮ライン」

 

センターラインがほぼ全線イエローなので、先行車に追いついてしまったらそこまで。。。

名の有るワインディングを飛ばしてやろうなんてことはいつも考えていないのでココは観光気分で

眼下に雄大な太平洋を眺めながら走るでよかったのだけど、

時間が早かったのとお正月だと言うこともあってか、クルマも少なくてそこそこの快走で

初めて走るVストローム氏にも楽しんでもらえたんじゃないかと思います。

四国で人目につかず豪快に走るのと雄大な景色を眺めたいなら、高いところばかりを走るルートになりがちですから

こうして海に近いところを走るのもこの時期ならでは。

 

 

一番眺めの良い展望駐車場

これからバイクも車も増えてくるでしょう。

横浪半島を離れ、須崎市から少し内陸部のルートに進み始めて少し、

50代のふたりは気分が変わっていいな~なんてペースを上げようとする時、

30代のRTだけはこの電光板を見逃さず、我々を呼び止めました (^_^;)

雨雲レーダーの積雪状況ではギリギリ大丈夫そうなラインと地形だったのですが

この道路情報を見てしまっては先へすすむのはかなりの博打。

そして四国からの帰り道でフェリーを使って西へ帰る場合、船を一本逃してしまうと

帰宅時間が大幅に遅れてしまい、その差は1時間や2時間では済まないのです。

走りに行った時、行きと帰りのルートが重なってしまうのは少し残念なので、

たとえ同じようなエリアを走るとしてもルートは変化させたいところではありますが

ここは大事をとって不本意ながらRTがルートを変更。

 

昨日に続いて再び四万十川沿いのルート(昨日は走ってないけど)で

道の駅「四万十とおわ」ここは2019年の秋に来て以来だったのですが、

その時には無かったはずの綱渡り、いや「ジップライン」

 

スタート地点の対岸までは川船で渡してもらい全長220メートルのアクティビティ。

次回の四国ツーリングに取り入れようかとRTが言ってましたけど、

アグレッシブにコーナーリングアプローチを楽しんでいるからと言って

高いところのスリルを好むとは限らないわけでありまして、沈下橋を渡るのでさえ怖がる人はどうしたらいいんでしょうかね (笑)

 

 

ルート変更で少し時間に余裕が出てきたようなので、最後はそれぞれバイクをチェンジ。

宇和島の少し北、三間インターチェンジより松山自動車道で松山へ。

たしか10年くらい前、初めて四国をツーリングした時

この松山自動車道は距離も短くて、我々二人の四国ゼロ泊ツーリングの帰宅は日付が変わってしまったと言う失敗は

今ではいい思い出となりました。

 

 

予定通りお昼過ぎに松山港に到着。

僕とVストローム氏の山口県人は防予フェリーで柳井港へ

RTは瀬戸内海汽船で広島港へ

2時間半の船旅は体を休めるには十分な時間

去年の夏、ツーリングコースとなった周防大島を眺めながら今年の春の日帰りツーリングはどこにしようかなんて

もう考えてる。

 

今回のツーリング、夜明けの瀬戸内海に始まり

愛媛上陸後の伊予灘、高知内陸部ダム横の豪快な貸し切りワインディングの眺め

土佐湾からの太平洋、そして帰りのフェリーからの陽が傾いた穏やかな瀬戸内海と。。。

良い景色をたくさん見ることができました(相変わらず写真はダメで伝わりませんが)

出掛けるにはかなりの気合が必要ですが、正月がどうだったかを聞かれるのが煩わしくないでいられるのは確かですから

気合を込めた走り初め…お勧めします。

随分と凍結防止剤を巻き上げたので、暗くなったばかりの下関市内で帰還前にコイン洗車。

勿論このあと持ち帰ってからも手洗いでいつもの洗車はするのですけどね。

汚れは時間が経つほど落としにくくなるし、僕の洗車と磨きの基準は使った痕跡を残さないこと、

いつもバイクピカピカのタイガー800氏が言うには

「洗車までがツーリングですから」らしいので、このあとも家でゴロゴロはしていられないのです。

 

12月に高知県でも大雪が降った影響は残っていましたが、

こんな感じでしたら安全に走れるようです、気合を込めた走り初め…お試しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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