なかなか時代とシンクロしない車両の出入りが多くてドカティの近代モデルにはご縁が薄かったのですが
初めてご来店のディアベル(もうお目にかかることは無いのかと思っていました)
ドカティにこのようなモデルが登場するなんて…
それまでのイメージの枠を超えたスタイリングとキャラクターにはちょっと複雑な興味を抱いておりました。
メーターにオイルサービスのお知らせ表示が出るのが初回を除くと24000Kmごと…なんて
交換サイクルはオーナーさん自身で管理されているようですからそれがいいと思います (^_^;)
試運転させていただきましたが240サイズと極々太なタイヤらしい反応ではありますが
想像と心配をしていたようなことではなくて
果敢にスポーツライディングを楽しめるフィーリングではありませんか
見た目は大きくて重そうですが、乗っては勿論だし押し引きの取り回しも苦になるものではない
と言うか意外と軽いと言ってもいい。
僕にとってはなんだかちょっと新しいカテゴリーといった感覚で
これならサーキットの走行会にいらっしゃっても違和感ないはず。
超タイトコーナーの連続するような場面でメリハリよく走らせようとするなら
なにかにつけリヤブレーキは絡めておかなければならず、この超ワイドなホイールのため風当たりの悪そうなリヤブレーキのフルードはカンタンに沸いてしまうのだろうな…
なんて、一見のイメージでゆったりと走らせるより、キビキビと走らせることのほうを想像しながらの試運転となりました。
登場以来、かなり時間も経っていますがバイク誌のインプレをほとんど受け入れないので、先入観無しに走り出したのも好印象につながったみたいです。