なんだか作業を進めてしまっている R100RT
トランスミッションは過去にオーバーホール済み。
作業後の試運転でシフトOKだったのですけど、日常のメンテナンスを前オーナーさんご自身で実施していらっしゃったこともあり
その後ほとんど乗る機会がなかったのです。
前回のオーバーホールから4万kmを走行したところですが、当店所属になった直後
車両チェック時の試運転ではとてもスムーズなシフトフィーリングにちょっと感心しました。
聞けばそんなに高値なトランスミッションオイルに拘ることも無く(まめに交換はされていたそうです)
ただ普通に距離を重ねてこられただけ…らしい
これを「アタリがついた」と言うんでしょうかね
ハナシにはよく聞きますけど 本当に長期に渡って一台を見つめ続けることは そう多くはないので
解りきったようなことは言えませんが、そうとしか思えない。
だとしたら 別に不調でもないのにケースを開けてしまったら何かが変わってしまいそうで
折角のフィーリングが後退してしまうんじゃないかと心配しています。
まあ それでもオイルシールと折れてしまうと厄介なシフトセレクターのスプリング類は交換しておきたいのでやっぱり開けます
ならば当然ベアリングも…
あらためてシム調整をやって その後の移り変わりを見届けるのもいいんじゃないでしょうか。