CBR1100XX
「コンバインドブレーキシステム」 前後ブレーキが連動しています。
フロントブレーキをかけるとリヤも リヤブレーキをかけるとフロントも 連動してかかるというシステムですが
BMWのインテグラルブレーキシステムのような サーボ付きモジュールで連動作動するのではなく 全て機械式の構成になっています。
キャリパーにはブレーキホースが2本 つながれていて ボディーはひとつでも
油圧系統は2系統ずつありますから エア抜き箇所も2倍
こちら フロントキャリパー
左右2個が フロントブレーキレバーで加圧 真ん中の1個が リヤブレーキペダルで加圧
されます。
おもしろいのはここ フロントの左
フロント制動時 キャリパーが回転方向へ動き 上部のマスターシリンダーを加圧
このラインが リヤキャリパーの3個のピストンの1個を加圧します。
ここが どのようにブレーキをかけても 大きな違和感を感じさせない工夫なのではないかと思います。
個人的には タイトな走りをしたい時 ブレーキはかけたままバンクするので ちょっと気をつけないといけないのですが
豪快にハイスピードクルージングが可能なステージでは 姿勢変化の少ないイージーなスピードコントロールができます。
ホンダには このカテゴリーの後継モデルがないので ブラックバードの存在は貴重
今でも多くのライダーを唸らせる 優等生ですね。