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踏んだりけったり

新丸ビル ドライミスト



 梅雨だというのに真っ青な空と、うだるような暑さ。関東地方では入梅後ほとんど雨が降っていない。利根川水系のダムの貯水量も平年を下回っている上、今年の夏は猛暑が予測されている。十年前の平成8年に給水制限があったが、今年はどうなるのか。

 東京の丸の内の景観が大きく変わっている。特に日比谷通りの一本裏の通り、仲通りは信号の数も少なく石畳でなかなか雰囲気がある。この仲通に面した新丸ビルの前に変わったものがある。

新丸ビル ドライミスト




 パイプから噴出しているのはドライミストと呼ばれる高圧で噴射された水。気化熱で温度を下げようと言うものである。愛・地球博でも設置してあったらしいが気がつかなかった。気温が3度ほど下がるらしい。

 写真で見るとわかるように新丸ビルの前のドライミストはその存在を激しくアピールしている。勢い良く噴出している霧を初めて見たときは大回りしてしまったが、多くの人はわざわざ霧の下を歩く。マネをして霧の中を歩いてみたが、すぐに蒸発するらしく濡れることは無く涼しいから快適である。

 巨大なエネルギーを消費してヒートアイランドになっている東京を冷やすために屋上緑化などが進められているが、維持費の点でも効率の面でもドライミストのほうがよさそうだ。

 ただ、ダムの水位が下がっている今年の夏、給水制限になったとき真っ先に止められるのはドライミストではないかと思う。今年の夏は猛暑で水飢饉なんてことにならなければ良いのだが、、、、、

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