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痴呆的生産の技術 1 キッチンタイマー

 最近購入したものですっかり手放せなくなってしまった物がこれだ。

キッチンタイマー

 キッチンタイマー。

 もちろんと言ってはなんだがキッチンには置いていない。いつもキーボードの横で出番を待っている。

 「10分したら駅に迎えにきて」

 「コーヒー沸かす間に本でも読もう」

 「機嫌が直るまで30分ぐらい死んだふりをしておこう」

 こんな風に時間がトリガーになって何かをするケースは多い。ところがである、どんなに重要なことでも最近はすぐに忘れてしまう。

 10分たった頃、とても低いどすの効いた声で駅から電話があったり、本を読み終えたらやかんは空っぽだったり、ほっときすぎてますます機嫌が悪くなっていたりと実生活に影響が出るようになってきた。

 それではいけないと導入したのがキッチンタイマー。

 これで万事解決かと思っていたが人生そう甘くは無い。youtubeでtop gearなどを見ているそばでタイマーがいきなり鳴り出す。

 ????????

 えっとっと、このタイマーなんだったっけなあ。

 自慢ではないが、物忘れが激しいということはタイマーを仕掛けた理由も忘れてしまうのが当然の理だ。それでこんなことになってしまった。

タイマーとポストイット

 ベルが鳴ったらガスを止めておいしいコーヒーを入れることにしよう。どうだ、人間アタマは使いようなのだ。これは自慢。

 最近何かあるとすぐにタイマーを仕掛ける癖がついてしまった。便利だと思う反面、ちょっと寂しさもこみ上げてくるこのごろである、、、




ref:知的生産の技術 梅棹忠夫

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