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痴呆的生産の技術 2 ICレコーダー

 犬は人間に比べて7倍の早さで老化していくと言われている。ドッグイヤーと言われているやつだ。そうすると16歳で死んだシェルティのベスは112歳の大往生ということになる。

アレックス君とベスちゃん


 そこで考えたのだがカーイヤーというのはどうだろう。車は人間の5倍のスピードで古くなっていくというものだ。ただこれだけでは芸が無いのでそれに15を足すという工夫をする。

 どうも理科系というのは細部にこだわりすぎて理屈っぽいという批判はあろうかと思うが、この15を足すというのが肝である。つまり新車で納入されるのは15歳の女子高生。3年たって最初の車検の頃は30歳になった成熟した女ざかりということになる。ここで車を女性に見立てているのはもちろん車が女性名詞だからであって、他意はない。

 そうやって考えると車検ごとに車を取り替えるなどほんとうにもったいない。愛車にドロレス・ヘイズ号などという名前をつけて3年ごとに車を変えていた左脳君に聞かせてやりたい話だ。

 ところで我が家のエスカル号、1995年登録だから人間の年にすると90歳。80歳くらいの頃から排気音がおかしくなったり、エンジンが不調になったりした。ところがディラーに持っていくと現象が出なかったりするので、なんとか異常音を録音できないかとやってみたのだが、結局ICレコーダーの出番になった。

ICレコーダーの出番

 おかげさまで現在車はいたって快調なのだが、このICレコーダー、エンジン音の録音だけではかわいそうと普段使ってみるとこれが大変便利。最近話をしていて、よく聞き取れなかったり、早口で言ってることがわからなかったり、これが一番問題なのだが聞いたことをすぐ忘れてしまうことが多くなってきた。これらが全て解決するのだ。

 このサンヨーのICR-PS502RMはipodのように音楽プレーヤーとしても使える優れもので、特に再生速度を変えることが出来るのが大変気に入った。もちろん声の高さは変化せずスピードだけ変えることが出来る。

 これを使うとメニューを説明してくれた早口のお姉さんの言ってることが聞き取れたりする。小茄子のカポナータパレルモ風と言ってたんだね、よく聞き取れないまま注文したけどおいしかったよ。

 自分のしゃべりの録音を聞くのも面白い。倍速で聞いた時、私のよく知っている誰かのしゃべり方によく似ていると感じた。なにか懐かしささえこみ上げてきたのだが、よくよく聞くと自分の若い頃のしゃべり方なのである。そうすると今の私のしゃべり方はのっそりしていて若い人たちはいらいらするのだろうと反省材料にもなる。

 最近車の音がとても静かになってきた気がする、快調だ。その反面、最近テレビの音が大きいと文句を言われることが多くなってきた。そんなに大きな音を出しているつもりは全く無いのだが、、、、、、、、



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